試合報告 JFL23節vsHondaFC(Away)

2023年9月30日 vs Honda FC
@Honda都田サッカー場

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試合概要

ロッカールームで村田コーチの問いかけに、選手たちは相手を上回る、というキーワードを口にした。具体的には「球際」「走力」「シュートの数」「気持ち」「ゴールエリアの人数」だ。立ち上がり10分は中盤での厳しいボールの奪い合いとなり、互角のスタートとなった。15分を過ぎてから徐々に浦安がペースをつかみだす。サイドから細かいパスを繋ぎながらクロスを上げる。シュートに行けなくても相手のクリアボールを奪ってさらに攻撃を重ねる。
シュートの数で上回ると宣言した小島がファーストシュートを放つが、相手GKの好セーブに阻まれる。西袋はチャンスとみるやスルスルっとあがりヘディングを打つ。カウンターを受けた時もスピードを上げて相手に対峙して相手の攻撃の芽を積む。献身的だ。前半34分、相手陣内で小島、笠嶋、小泉がトライアングルを作り相手を追い込むとボールを奪取。林に渡ると右にマイナスのパスを渡した先に走り込んだのは伊川。グラウンダーのシュートを放つとゴールに突き刺さった。

後半は風下となりHondaFCの攻撃力が増す。HondaFCは選手交代も早目だった。これまで細かいパス交換から攻めてきたHondaFCだが、後半からはロングフィードとサイドチェンジを織り交ぜる。それに臆することなく守る浦安。
後半10分、藤森が大きくサイドチェンジすると村越がバックパス。フリーでゴール前に蹴り込んだのは小泉。そこに伊藤が頭から飛び込みゴールを決めた。JFL初ゴールだ。
その5分後に失点するも、集中力は途切れない。
後半の交代は林ー>石原、村上ー>井上、小島ー>橋本、伊藤ー>赤松。
終了間近のHondaFCの波状攻撃を交わしてマイボールにしながらタイムアップ。
JFLでHondaFCに初めての勝利をもたらした。この時点で暫定4位に浮上する。記録ではシュート数、フィリーキック数、ゴールキックの少なさでHondaFCを上回った。カードも相手2枚、浦安0となっている。

前半

 ファーストシュートを放つ小島

前線で体を張って味方にシュートチャンスを提供する村上

伊川のシュートはゴール左隅下にしっかりと決まった

讃えあう選手たち

後半

タイミングを合わせてヘディングする伊藤

ベンチに駆け込んで讃えあう

落ち着いた守備を見せる藤森

インタビュー

都並監督:レベルの高い難しい対戦相手だったがしっかりと選手たちが集中して走り切り、必要な場所に顔を出すということが徹底してできてよかった。まだ課題はある。順位に一喜一憂せず続けていきたい。この都田は自分が選手時代の日本サッカーリーグ時代に戦っている聖地だ。ここで勝てたことはなにより嬉しい。

伊川選手:ゴールについては練習からのイメージ通りに決まった。 相手へのリスペクトも持ちながら全員で献身的に戦った。

記録

<得点>
本節
伊川 1
伊藤 1
累計
峯7
村越 5
村上 3
井上 3
西袋 3
伊川 2
秋葉 1
林 1
橋本 1
伊藤 1
小泉 1
伊藤 1

<アシスト>(JFLではアシスト記録を取らないため当チームの参考)
本節
林 1
小泉 1
累計
峯 4
村越 4
小泉 4
林 3
井上 2
小島 2
平野 1
伊藤 1
伊川 1
村上 1
藤森 1

<警告>
本節 なし
累計保持
イエロー
藤森 3
峯 2
笠嶋 2
西袋 2
小島 2
伊藤 1
長田 1
荒井 1
谷口 1
村上 1

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