千葉県選手権大会決勝&天皇杯出場決定戦記事
スターティングメンバー
GK 本吉 勇貴
DF 吉田 武史,西袋 裕太,藤森 隆汰,石原 大樹
MF 伊藤 純也,荒井 大,村越 健太,冨樫 凌央
FW 村上 弘有,峯 勇斗
サブメンバー
GK 谷口 裕介
DF 石井幹人,赤松 秀哉,上中柊司
MF 二瓶 翼
FW 石橋 オビオラ,飯澤良介
試合概要
開始1分で得点。これまでのJFLの試合を対戦相手が研究をして左サイドを警戒してきたのか、逆に右サイドからの突破が比較的多い立ち上がり。(これまでのJFLでは右サイドで失点し左サイドで攻撃をしかけていたことがが多かった) 右から石原がスピードを活かして相手を振り切り、ラインアウトギリギリからのクロス。これに反応したのが峯だった。試合開始あっという間の得点で先制。
この日は3バック(前節は4バック)だったため、左ウィングバックの村越が守備に回る時間(5バックになる)が多い。しかし再三に渡って攻撃をしてシュートを放つも精度が悪くて得点にならない。
後半は順大の攻撃力が増してくる。後半10分にダイレクトボレーのミドルシュートを決められて試合は振り出しに。ここからはシーソーゲームに。後半29分に都並監督が最初のカードを切る。前線の冨樫をCBの石井に代える。4バックにシステム変更され、左の村越を前に置く。ここから左サイドの攻撃力が増して来る。途中石橋オビオラを入れるも得点はならず、90分での決着がつかず延長戦に。
ここで都並監督は上中(ユース出身で今期初出場)、飯澤、二瓶を入れる。延長前半でも試合は動かない。
延長後半に入れたばかりのFW飯澤を引っ込めCBの赤松を投入。正直システムがどうなっているのか見ていてもわからない混沌が始まる(おそらく石井を左サイドバックにして吉田をひとつ前に上げる)。後で都並監督は「セットプレイに強い赤松に賭けた」とメディアに語っているがまさにその通りになった。CKからのヘディングで惜しいボールがあったが徐々にその力を調整してくる。そして規定時間まで残り2分のスローインからの攻撃に見事ヘディングでゴールに押し込んだ。選手も監督も狂喜乱舞をして応援の育成の選手たちやサポーターを巻き込んで歓喜に沸く。
しかしアディショナルタイム2分を入れた残り4分はなりふりかまわない順大の攻撃にピンチの連続。CKでは相手GKも前に出てゴールを狙って来る。息も止まる展開。そしてその攻撃を跳ね返した瞬間に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
2年連続6回目の天皇杯本戦出場を決めた瞬間だ。そして今期の公式戦初勝利を決めた。
前半
得点した峯と喜ぶ選手たち
村越のシュートは惜しくも決まらない
荒井のシュートもGKがキャッチ
後半
失点シーン
後半は左からの攻撃が増える
右サイドから駆け上がる石原
後半投入され存在感を見せる石橋
延長戦
途中交代で入った石井のこのアシストから赤松の得点が生まれた
得点をした赤松と喜ぶ二瓶
表彰式後に応援してくれた育成、サポーターと喜びを分かち合う
都並監督コメント
このスタジアムには運がある。最近勝ててないので選手たちが気合いを入れて戦ってくれた。つま先一本の勝負で勝ち抜けたゲームだった。この試合ではこまで試合に絡めなかった選手も交代で入ってしっかりと力を出し切ってくれたことだ。まだまだ内容と質は改善が必要だがしっかりと高めていきたい。
本日の記録
得点
峯 1
赤松 1
アシスト
(千葉県選手権では公式に記録されています)
石原 1
石井1
警告
(イエロー)
西袋 1
伊藤 1
上中 1