＜スターティングメンバー＞
GK:谷口 裕介
DF:笠島哲太,西袋 裕太,小泉 隆斗,加藤 大育
MF:橋本 龍馬,伊川 拓,冨樫 凌央,峯 勇斗,二瓶 翼
FW:林 容平
＜ベンチ＞
GK:佐久間幸一
DF:笠松 亮太
MF:藤岡 優也,平野 貫路,伊藤 純也
FW:村上 弘有,井上 翔太郎
浦安からのキックオフ。福山シティFCとは同じく２勝で得失点は福山が３で浦安が２。他会場の結果にもよるが、１位抜けするには勝つしかない状況。一方の福山は引き分けでも１位通過となる。この状況が試合にどう影響するか。
立ち上がりから浦安の一方的な攻撃態勢となった。福山がほぼ全員で守りを固める。浦安は相手サイドでボールを持てる。逆の見方をすればボールを持たされているのかもしれない。
実際ほとんど浦安がボールを支配している。福山はボールを奪うと少ない手数で一気にカウンターをしかける。前半はほとんどこのパターンの繰り返し。どちらも点が入る雰囲気が出ない煮詰まった状態が感じられた。それでも浦安が得たコーナーキックやフリーキックでゴール前につめて、決まったか？という瞬間もあった。
前半の公式記録ではシュート数は浦安２に対して福山３。実際に浦安が打った回数はかなり多いが、福山の堅い守備に跳ね返されてしまっていた。この膠着状態が続いたまま前半は終了。
後半もこの状態は変わらない。しかし相手ボールとなっても浦安は執拗に前線からの守備でボールを奪いに行く姿勢。
二瓶に代えて伊藤、小泉に代えて平野を投入。ディフェンスを強化し、林のワントップ。
そして後半１８分。相手GKからのボールを右サイドバックが大きく蹴ると、待ってましたとばかりにCBの笠島がセンターサークル付近でボールを奪うとドリブル。これをゴール前につめていた林にパス。林はすかさずフリーで走りこんでいた伊川にパス。相手GKが前に出てきたところを見事にまた抜きでゴールを決める！
執拗に前線からボールを追っていた効果がここで発揮された。
その後、村上、井上と高さのあるFWを投入し、攻めの姿勢を崩さない都並監督。
失点で得点が必要になった福山の猛攻が始まるが、引かずに攻める。
アディショナルタイム３分が長い。
そして待望のホイッスルが会場に響いた。
結果的に３試合勝利で勝ち点９。今大会で唯一の全勝での勝利だ。
都並監督コメント：今日の試合はしっかり戦いました。途中交代で少し乱れた場面があったが、ピッチの中で選手から修正をしてくれた。結果的にこれで勝つことが出来た。本当にうれしいですが、まだ目標は達成されていません。引き続き次に向かって準備します。
決勝トーナメント１試合目は１１月２３日 １０：４５キックオフ。対戦相手は沖縄SV。熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催される。詳しくはこちらから。
皆様の熱い応援をぜひお願い致します。熱い試合をお約束します。