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120分の総力戦でPKによる惜しい敗退(天皇杯1回戦vs筑波大学)

<スターティングメンバー>
GK:谷口 裕介
DF:笠松 亮太,西袋 裕太,藤岡 優也
MF:加藤 大育,橋本 龍馬,小泉 隆斗,伊川 拓
FW:峯 勇斗,秋葉勇志,林 容平

<ベンチスタート>
GK:本吉 勇貴
MF:富塚 隼,冨樫 凌央,伊藤 純也,平野 貫路
FW:飯澤良介,井上 翔太郎

<全体概要>
ひたちなかは強い横風が吹いていた。
結果的に風が攻め方に大きく影響したこと、筑波大学は予選で使っていたピッチだったが浦安はひたちなかの天然芝になかなか慣れずシュートを16本(相手9本)放ちながらボールが浮いてしまうことが多かったこと。延長戦では体力勝負となりPK戦に少なからず影響もあったことが敗因と思われる。
前半は風下からのスタートで追い風に乗った筑波大学が攻める場面が多く、守りの時間となった。浦安はロングボールで飛び出しのうまい秋葉と林に合わせようとするが、向かい風で戻されてなかなかボールが繋がらない。そんな中、筑波大学のドリブラーに攻め込まれ、ミドルシュートで失点。
次第に風に慣れてきて、左右からの攻撃を主体とするとシュートチャンスも増える。ペナルティーエリアで押し込みながらあと一振りでゴールという場面も多くなるが無得点で折り返す。
後半は風上で完全に試合のペースを握る。再三のシュートを放つも、ゴールに嫌われて決定的なチャンスを決めきれない。しかし浦安のプレッシャーは相手オウンゴールを産んで試合を振り出しに戻す。
延長戦では交代で入った井上が得点をし、このまま2−1で勝利かと思った残り時間5分に失点をしてPK戦に。
浦安の4本目を相手GKが弾いて5本目を打つことなく試合が終了した。

<前半>
立ち上がり10分はお互い様子見のようで、風の影響などを図りながら守備の時間となった。筑波大学の13、14番のドリブラーが再三に渡りペナルティーエリアに侵入してゴールを脅かす。そして18分にミドルシュートを放たれ谷口が防ぎきれずに失点。
ここから浦安は風にボールが次第に合うようになり、特にサイドに大きく開いてペナルティーエリアにボールを運び込む。
前半のシュート数は7本(相手5本)。藤岡、加藤、伊川、秋葉、峯が1本に橋本は2本を放った。

(林の飛び込みも惜しくもヒットせず)

<後半>
強い追い風を使ってほぼ相手陣営で試合を組み立てることが出来た。加藤、秋葉、小泉がチャンスを掴むもシュートが決まらない。
後半18分には秋葉に変えて井上を入れる。浦安は井上というターゲットが出来たことでより積極的に前線でボールを支配する。都並監督がドンドン前に出るように指示をするとペナルティーライン付近までセンターバックも上がり相手に強いプレッシャーをかける。ペナルティーライン上からの峯のシュートはゴールポストを叩く。惜しい。
そして後半30分、加藤のスローインから繋ぎ小泉がドリブル。右サイドに展開するクロスを入れたところ相手DFに当そのままゴールする。相手オウンゴールにて同点に持ち込む。


試合が苛烈なのか芝の影響なのか、お互いの選手に疲労感が見え始める。都並監督は早めの交代で後半28分に笠松と林を下げて伊藤と冨樫を投入。伊川が右のセンターバックに移動する。
さらにペースアップする浦安。しかし後半6本(相手1本)ものシュートを放ちながらもゴールが決まらない。
最後に藤岡に代えて富塚を投入。富塚がセンターバックに入る。

<延長前半>
再び風下となり筑波大学の攻撃から始まる。浦安は守ってはロングボールを使って前にボールを動かす。ロングボールが戻されても、井上のフィジカルで相手ボールにせずに攻める形も出来てくる。
そして延長前半11分に、井上が相手ゴール前まで持ち込む。相手3人のディフェンダーに倒されながらもボールを保持して強引にゴールを決めてしまう。逆転2−1。

小泉と峯を下げて平野と飯澤を投入。これでGK以外の選手全てを投入する総力戦となる。

<延長後半>
今度は風上となり、また試合を支配して攻め込む。飯澤が左サイドで粘り繋いでチャンスを作るが追加点が遠い。
延長後半ともなると何名もの選手が足が攣って立ち上がれなくなる。お互い交代枠を使い切っているのでそのまま続行するしかない。西袋も足が攣ってしまう。
このまま凌げば勝利かと思うが、走力を生かした筑波大学の攻めに再三ゴールを脅かされる。そして残り5分となったところでドリブルで持ち込まれて失点。またもや試合は振り出しに戻る。

<PK戦>
延長後半が終わると浦安の選手の多くはマッサージを受けているが、筑波大学の選手は全員立ったままミーティングをしている。疲れ切った選手を見てGK谷口が自らPKを志願して余裕でゴールを決める。しかし4人目のシュートが相手GKに阻まれてしまった。しっかり枠に飛んでいただけに相手GKの読みに敬服するしかない。慣れたピッチであること、そして若さで体力に勝る筑波大学が5本全てを決めて勝利する。

5本目は谷口があと1−2センチで弾いていたかもしれない。健闘した。

 

都並監督コメント:PKまで行かず90分で決めたかったが、残り5分まで勝っていながら我々の駆け引きのうまさが足りなかった。筑波大学さんのうまさに苦労させられたが、浦安の選手も頑張った。最後は筑波大学さんの底力にやられてしまった感がある。PK戦は運もあった。練習で一度もPKを外さなかった選手が決められなかったがこれは仕方のないことだと思う。