第97回天皇杯一回戦 vs 韮崎アストロス(山梨県)
2017.04.23 Sun 13:00~ Kickoff
山梨中銀スタジアム
5 ブリオベッカ浦安
3 前半 1
2 後半 0
試合終了
1 韮崎アストロス
3年ぶりの天皇杯本戦。チームの意欲は高まっている。
甲府の気温は20度で微風。中銀スタジアムのピッチは前日にJ1の試合が行われたとは思えないほど綺麗に整備されている。サッカーの試合を行うにはこれ以上の贅沢はない、というほどの環境だ。
対する韮崎アストロスは山梨県スーパーリーグ(最上位)のチーム。過去に関東リーグ1部に在籍していたこともあり、関東リーグでは先輩。前評判は「足元がうまく、攻めのチーム」ということだ。
スターティングメンバー:GK本吉、 DF秋葉、篠原、笠松、富塚 MF:坂谷、上松、矢部雅、髙 FW:南部、相馬
サブメンバー:大野、都並、金井、清水、冷岡
(天皇杯1回戦のレギュレーションでベンチは5名)
ロッカールームでの出来事、通常監督が戦術などを再徹底して気合いを入れるが、監督の説明が終わるやいなや都並TDが「ちょといい?」と。「今日はいつも以上に緊張感が感じられない。そういうぬるい状態で入るとサッカーはやられる。たとえ相手が格下だからと言っても一発勝負の大会だ。ここでしっかりと気持ちを入れないととんでもないことになる。それは俺がこれまで経験して間違いのない事実だ。しっかり気持ちを入れ直せ。」
その一言が効いたのか、キックオフ直後から前に前にとプレッシャーをかけながら練習通りにサイドからボールを入れながら一気に攻め込む。ボールが繋がり、一人二人とゴール前に駆け込みゴールを狙う。
ファーストシートはお決まりの上松。残念ながら枠を外す。しかし前半7分、コーナーキックを経て右サイドからの秋葉のクロスに笠松がヘッドで飛び込んで定石通りのゴールを決める。
相手もさすがに攻めのチーム。すぐに右サイド(相手左)からスピードを上げてドリブル。ゴール前に持ち込んでシュートを放つ。これをなんとかこらえる。
すると前半11分、富塚が左サイドから絶妙なクロス。相手GKが飛び出してはじき返した。そこに駆け込んできた上松がダイレクトで足を振り切ると綺麗にゴールに突き刺さった。上松、JFL昇格後チームとしての初ゴールとなった(昨年ゴールなし)。これで2−0。
(久々のゴールに監督まで駆け寄る上松)
ところが前半19分、持ち前のスピードでドリブルを仕掛けられ、思わず富塚が倒してしまいPKを献上する。2−1。
そこからさらに得点を狙うブリオベッカ浦安の波状攻撃が始まる。そして前半25分に富塚—>南部とつないで最後は相馬がゴール。3−1。
前半32分にはキョンテが上松のクロスにヘディングで合わせるがクロスバーに当たり決まらない。
後半は坂谷に代えて都並を投入。
韮崎アストロスの攻撃から始まる。ゴール前で繋がれてシュートを打たれる。これを本吉がダイビングして指先で弾いた。本日一番危ない場面。
その後は前半のスピードよりも抑え気味でボールをつなぐ。都並の指示がピッチ内に響き渡る。
後半15分にもクリアミスからピンチを招くが相手シュートは枠外。
その直後、パスを出してスルスルと上がった矢部(雅)が思い切ったシュートを放つがクロスバーに当たる。
後半24分、ゴール左前で南部のドリブルに相手がたまらずファールを犯してしまいPKを得る。南部がこれを決めて4−1。
後半26分には相馬に代えて冷岡がブリオベッカ浦安初出場。その2分後、冷岡がいきなり結果をだす。左サイドから富塚が駆け上がり冷岡にパス。これをキープして左サイドに持ち込んでクロス。これにうまく中央に走りこんだ富塚が再び応えて右足を振り抜いた。これが決まり5−1。
後半31分には上松に代えて清水。清水を起点にして何度もゴールに迫る。特に後半はサイドハーフに上がったキョンテが強烈なシュートを何度も放つが残念ながら決まらず5−1で試合終了。
3年ぶりに天皇杯本戦での勝利となった。
たくさんのサポーターが応援に来てくださっており、強い後押しとなりました。ありがとうございました。
次は全く逆の立場でJ1の柏レイソルと千葉対決を行います。
6月21日(水)19:00キックオフ。日立柏サッカー場で行われます。たくさんの応援をお願いいたします。
本日の得点:
笠松
上松
相馬
南部
富塚
(全て1得点)