JFL 1st. Stage第5節対流経大ドラゴンズ龍ケ崎
2016.04.02 Sat 13:00~ Kickoff
千葉県立柏の葉公園総合競技場
1 ブリオベッカ浦安
1 前半 1
0 後半 2
試合終了
3 流経大ドラゴンズ龍ヶ崎
柏の葉公園の桜は七部咲きというところか。桜が綺麗な公園だが前日の雨の後の花冷え。ピッチも雨だったにも関わらず乾いており、試合前に入念に散水をした。
本日のスターティングメンバーはGK 本吉 DF 笠松、秋葉、山崎、田中(貴) MF 矢部、村田、上松、富塚 FW 田中(俊)、 竹中
控え選手は中島、永井、村上、板倉、南部、相馬、田宮となった。
前節の勝利で乗っているブリオベッカ浦安はキックオフから攻撃モードだった。開始1分、右サイドから攻撃に出てゴール前で竹中が仕掛けた。これに釣られて出てきた相手ディフェンスの横を抜いてゴール左側に鋭いパス。ここに飛び込んだのが田中俊哉。見事にゴールを決めた。
前節はJFLによりオウンゴールと訂正されたために、この田中俊哉のゴールがブリオベッカ浦安選手によるJFL初ゴールとなった。
これを契機にかボールがドンドンと回り始める。散水の影響か、前節の勝利のおかげか、鳴りを潜めていたブリオベッカ浦安の得意のパスワークが面白いようにつながる。
しかし前半5分、CB笠松が負傷して倒れこむ。担架で運ばれ治療に約4分。ピッチに戻ったものの、元々負傷を持ちながら試合に臨んでいるため守備への不安がよぎった。
しかし前線は相変わらずの絶好調ぶり。細かいパスを繋いだかと思うと、正確なロングフィードで前後左右に揺さぶりをかける。
シュートチャンスも作り、見ていた誰もが複数得点で前半を折り返すのではないかと思っただろう。前半36分には田中貴大のシュート。そして前半38分には負傷の笠松が見事なヘディング。これが外れる。攻め続けるのに2点目が入らない。練習であれほどゴールへ正確に蹴り込める選手たちもJFLのステージに臆しているのか。
そんな状況、前半44分にフリーキックを与えてしまい、右サイドからの蹴られたボールは左サイドで折り返され失点。結局前半は1−1のタイで折り返した。
後半は前半の状況が一転した。あれほどつながったパスが思うようにつながらない。流経大ドラゴンズ龍ケ崎がサイドから、中央から一気呵成に攻めてくる。これで防戦一方となる。
後半11分にはセンターからゴールに鋭いシュートを打たれる。本吉が瞬間に反応して止める。
直後に攻め込み富塚がシュートを打つもGKの真正面。
しかし全般的に守りの状況には変わりがない。どこかで歯車がはずれたような印象。素早いパスがつながっていたはずが、ワンテンポ遅れるために相手にカットされる。
後半18分、シュートの打てない竹中に代えて流通経済大学出身のFW田宮を投入。そして後半20分、失点。
その後、上松に代えて南部、笠松に代えて村上を投入。しかし一度狂ったリズムがなかなか戻らない。
結局後半44分にも失点して1−3の敗戦。
過去2節を振り返っても、前半と後半で違うチームではないかと思うほどリズムが変わる。理由はわからない。選手もそれがわかっており、ピッチの上で必死に修正を試みるが、焦って対応すればするほど個々のズレが出てくる。過去3年間、こんな形は一度も見たことがない。
負け癖、というのがあればそれかもしれない。しかし前半を思い出してみるとやるときにはやれるわけだ。初志貫徹で「跳戦」を続けて欲しい。
入場者数は305名でした。応援ありがとうございました。