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JFL 1st. Stage第4節対ファジアーノ岡山ネクスト

2016.03.26 Sat 17:30~ Kickoff

シティライトスタジアム(Cスタ)

1 ブリオベッカ浦安

1 前半 0

0 後半 0

試合終了

0 ファジアーノ岡山ネクスト

岡山シティーライトスタジアムはこの日、J2の試合に引き続きJFLの試合が行われた。観客数は減ったもののJ2の試合の熱気がまだスタジアムに残っている中、肌寒くなった午後5時30分にキックオフされた。

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スターティングメンバー:GK16 本吉 DF 3笠松 7秋葉 13山崎 21田中(貴) MF 5矢部 6坂谷 8村田 14上松 FW 9田中(俊) 11竹中

控え選手:中島、田宮、富塚、南部

立ち上がり3分、左サイドから突破されいきなり度肝を抜かれるシュートを打たれる。これをGKの本吉がナイスセーブで止める。

これで目が覚めたブリオベッカ浦安はすかさず速攻に転じる。矢部がサイドから前に上がりクロスを上げると相手GKにキャッチをされるも、これでサイド攻撃が有効であることがわかった。

その直後、フリーキックを得て村田がゴール前に正確に蹴り込む。山崎が倒れ込みながらヘディングを試みるが僅かにそれた。

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攻守の転換が早く、その1分後には最大のピンチ。右サイドを突破されGKが防げずシュートを打たれる。しかしゴール前に戻っていた矢部が辛くもクリアー。相手のサポーターから大きなため息が漏れる。

その後は面白いようにパスが繋がり始める。まさに小君良いテンポでサイドから中央へとボールを回し、何度もシュートまで持ち込むようになる。

それに対してファジアーノ岡山ネクストはカウンター攻撃。走力のある選手が一気に突破してゴール前に運ぶ。

そして前半18分、左サイドから田中(貴)が突破してサイドチェンジ。秋葉、村田、坂谷、村田とつなぎ絶妙なセンタリング。混戦の中、GKをかすめながらボールはゴールに飛び込んだ。ブリオベッカ浦安JFL初ゴールの瞬間だ。(公式記録は相手オウンゴール)

その後は一進一退の攻防が続く。この日のゲームはサイドバックが有効に機能していた。右の秋葉と左の田中(貴)が相手チームを翻弄しながらサイドから確実にゴール前にボールを渡す。

前半のシュート数は公式記録では7ー7の互角だが、相手DFに阻まれたものを含めると圧倒的に多いと感じた。

前半32分、村田から秋葉がパスを受けて、GKと相手CBの間にふわりとしたボール落とすと田中俊哉がGKを外してシュート。しかしボールはゴールをそれ、得点にならず。

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後半もボールを回す精度は落ちず、齋藤監督の「廊下を使え!」の声が響き渡る。廊下とはサイドを突破する言葉で、それに応えてドンドンとサイド攻撃が加速する。

上松、竹中が立て続けにシュートをするがゴールに至らず。

後半13分、ゴール前の混戦では秋葉がオーバーヘッドキックでシュートを打つも阻まれた。

後半18分は村田のフリーキックの相手クリアボールを矢部が思い切ってミドルシュート。残念ながらクロスバーをかすめた。

交代は34分に上松に代わり富塚。後半42分に坂谷に代わり南部。アディショナルタイムに竹中に代わり田宮。

見せ所がたくさんある試合となった。

ファジアーノ岡山ネクストは若く走力に優れている。ボールを奪ってからのきりかえが早く、確実にシュートにつなげる。これを本吉のナイスセーブとDFの必死の守備でなんとかしのぐ。

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特に終了前5分間はファジアーノ岡山ネクストの怒涛の攻撃。これをなんとか振り切ってJFL初勝利をものにした。

前半は面白いようにパスが繋がったものの1点のみとなり、後半はファジアーノ岡山ネクストが速攻で攻めこむ場面が多く、むしろディフェンスが気力で守り切った様相だった。

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岡山まで応援に来ていただいた皆様に勝利を届けることが出来て幸いでした。ありがとうございました。

またファジアーノ岡山(J2試合)およびファジアーノ岡山ネクストの運営は素晴らしいものでした。J2試合から運営見学をさせていただきましたが、ボランティアも含めた運営サイドの一体感が感じられました。サポーターや相手チームへの配慮も素晴らしく、アウェイチームが気持よく試合に専念できたと思います。

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