関東1部リーグ後期8節 FC KOREA
2015.09.13 Sun 13:00~ Kickoff
浦安市運動公園陸上競技場
2 ブリオベッカ浦安
1 前半 0
1 後半 0
試合終了
0 FC KOREA
勝てば優勝の決まる大一番。明治安田生命様のマッチデーにて、「うさりん」「かめろん」も会場入り。会場には1300人を超える観客が集まった。
エスコートキッズは競技場近くの見明川SCの1,2年生が参加。始球式は明治安田生命東京マーケット開発部部長の大谷様。
この試合では、手術後の復帰でこれまで途中出場をしていた秋葉が今期初の先発となった。
序盤からFC KOREAがパワーをかけて一気に攻め上がる。何本かのシュートを浴びる。
しかしブリオベッカ浦安は冷静にボールを回しながら徐々に体制を作り上げチャンスを待った。
そして前半19分、左サイドから田中貴大が抜け出しクロスを上げる。これを坂谷が折り返し、上松がゴールに蹴りこんで先取点を上げる。昨日誕生日のバースデーゴールを自ら決めた。
この日のブリオベッカ浦安の攻めは厚みがある。サイド、中央としっかりとパスを繋ぎシュートまで持ち込める。一方のFC KOREAは持ち前のフィジカルを活かしてドンドンと突破にかかる。
前半30分には右サイドからGKと1:1になった坂谷がシュート。これが左ゴールポストに弾かれる。これを入れないとこの先レギュラー確保が難しい。それほど中盤の選手に厚みがあるブリオベッカ浦安。
前半は1−0ながら、FC KOREAのクロスバーをかすめるシュートもあり、ほぼ互角で終了した。
ハーフタイムは芸人の黒澤正徳さんとマキノ隆二さんが登場。「うさりん」「かめろん」そして相馬選手とトミー選手で会場を盛り上げた。
また会場にて600本のレッドブルを提供いただいた。
会場は大声援。その声援に乗って、後半開始3分に右サイドから今度は田中俊哉がドリブルでボールを持ち込む。竹中が中央でフリーでボールを受け、そのままボールをゴールに流し込む。これで7試合連続ゴール。2−0となる。
前半以上にスピードに乗るブリオベッカ浦安。徐々にFC KOREAのファールが増え、攻める時間も増えてくる。
後半15分に秋葉が岩永と交代。応援席からは「ガンちゃ〜ん!」の大声援。常に走ることを厭わない岩永が攻める守るで相手を揺さぶる。
後半33分には上松に変わり清水。老練なパス回しでリズムに乗る。
しかしFC KOREAはあきらめない。ボールを奪うと一気に攻め上がり、思い切ったシュートを放った。ゴールかと思われた瞬間、永井が片手で弾き出す。値千金のセーブ。
後半41分には疲れの見えた坂谷に代えて西郡。スタメンの機会が減ったが、絶対に手を抜かずにずっと集中して練習でパフォーマンスを見せてきた。矢部とダブルボランチとなり、絶対に失点しない、という斎藤監督の姿勢に選手たちも応える。
刻々と迫るその瞬間までアディショナルタイム3分。左サイドから田中貴大がえぐり疲れを見せない。攻められてもしっかりとボールを取り返す。
そしてやってきた勝利のホイッスル。
会場は歓喜のクライマックスを迎えた。
優勝セレモニーが開催され、この瞬間をわかちあうために駆けつけていただいた市会議議員の皆様の紹介に続き、内田えつし千葉県議会議員の祝辞。
スポンサーのマナビス様とダイニチ様からの優勝賞金の授与。
キャプテン清水、斎藤監督、谷口クラブ代表の挨拶。そして胴上げ。
なによりも嬉しいのはこの浦安で優勝の瞬間を向かえることが出来たこと。県リーグ時代から昨年度まで浦安でのゲームはほとんどなく、ホームゲームも千葉県の他の競技場を借りての転戦だった。
多くの浦安市民の皆様とこの瞬間を共有できたことは無常の喜び。
4月の開幕から6ヶ月間、ここに至るまでのべ3万枚のちらし(一部うちわ)を配り、地域の子供たちのチームに選手自身が15回の出張練習に出向き、お祭りや市民活動にも10回以上参加した。ホームゲームでのマッチゲームに参加した子供達や中高校生はエスコートも含めると400人以上。ホームゲーム入場者数は本日時点で9000人を超えます。
練習や試合で疲れた体を引きずりながらも笑顔を絶やさない選手たちに、市民の皆様の応援も徐々に増えてきた。まさに「市民を笑顔にする」ために選手とスタッフは頑張ってきた。
市民の皆様、震災を乗り越え競技場を建設いただいた浦安市、そして応援にかけつけていただいた皆様に感謝いたします。この優勝は浦安市民と市外からかけつけていただいているサポーターの皆様のためにあります。
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<本日のゴール>
竹中 1点
上松 1点
<リーグ累計>
竹中 17点
田中俊哉 7点
上松 4点
村田 3点
田中(貴) 3点
笠松 3点
坂谷 3点
高井 1点