千葉県サッカー選手権大会(天皇杯千葉県予選)代表決定戦
2024.04.20 Sat 13:00~ Kickoff
第一カッターフィールド(秋津サッカー場)
1 ブリオベッカ浦安
後半31分 志村
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0 VONDS市原FC
天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会
2024年4月20日(土)13:00キックオフ
対戦相手 VONDS市原FC
試合会場 第一カッターフィールド
試合結果
ブリオベッカ浦安1−0VONDS市原FC
得点者:志村
メンバー
試合概要
立ち上がり、まずはフリーキックから吉田のシュートはGK正面。試合前のミーティングで都並監督は「攻撃で遊べ」と珍しく試合の進め方を指南した。選手たちはその言葉通り、攻撃に転じたら一斉に相手陣営に走り込みゴールを目指した。この試合から右サイドに起用された栗田がサイドを広く使って駆け上がる。そのため中盤を広げてパスコースを作りやすくなっている。
左サイドには村越が待ち受け、ドリブルで相手をかわしながら突破を試みる。開幕後2ヶ月半が経ってようやく浦安らしさが見えてきた試合展開だ。前半終了間際には3バックを担う志村がゴール左前で強烈なボレーシュート。惜しくもゴールを掠める。全体のビルドアップが機能している証拠だ。
一方で市原の守りはとても固い。ゴール正面から溢れたボールを思い切って振り抜いた峯のシュート。ゴール左隅に決まったかと思われたが市原の選手がこの強烈なボールをヘディングで跳ね返す。そして一旦ボールを奪うと一気に攻め込んで来る。油断できない。
後半は市原の攻撃から始まる。ペナルティーエリアに持ち込まれあわや失点かと思う瞬間もあったが集中力で防ぐ。後半10分が過ぎてようやく浦安の攻撃に切り替わる。ディフェンス右の吉田が素晴らしいシュートを見せるが相手GKのナイスセーブにあう。後半20分にはまた志村がシュート。この日はディフェンス陣が前線でも活発に動く。
サポーターの声に育成の選手たちの声が調和して会場を沸かしている。
浦安が攻める時間が増える中、後半30分にPKを獲得する。キッカーの峯のボールは左ゴールポストを直撃。その跳ね返りに素早く反応したのは前半から果敢にシュートを放っていたDFの志村だった。
残り15分は一進一退の攻防。アディショナルタイム4分が長く感じられる。そしてタイムアップ。
3年連続で千葉県選手権を制し、天皇杯本戦の出場を獲得した。
試合の様子
右サイドで存在感を見せた栗田
3人に囲まれてもボールを離さない村越
攻めでも守りでも力を見せた志村
ペナルティー内で吉田が倒されてPKを獲得
押し込んだ志村
アディショナルタイムの相手FKを守る
最後はこの人 本吉
応援ありがとうございました
コメント
都並監督
今日は非常にいいゲームが出来た。JFLでは苦戦してきたが自分たちのサッカーを取り戻した感がある。リーグに戻ってもこのような戦いをできるようにしたい。
橋本選手(キャプテン)
リーグ戦でなかなか勝てない中で自分たちのサッカーをやろうと思いピッチに立った。良い守備から攻撃にうまくシフトが出来た。浦安らしくチーム一丸となって助け合いながら試合を進められたことを評価したい。
志村選手(得点)
リーグでうまくいかない状況でこの試合をきっかけに切り替えようとチームでも話していた。ここ(天皇杯出場)に賭けるチーム全体の思いは熱かった。個人的にはリーグで3試合メンバーに入れず、練習で自分を高めることが出来試合に望んだ。今日はやってやると強く思っていてゴールを決めることが出来た。これは気持ちで押し込んだゴールだった。