千葉県サッカー選手権大会準々決勝
2022.02.12 Sat 13:00~ Kickoff
非公開
1 ブリオベッカ浦安
前半45分 藤岡
1 前半 0
0 後半 0
0 延長前半
0 延長後半
0 PK
試合終了
0 中央学院大学サッカー部
新型コロナ対策のため時間も会場も非公開で行われた千葉県選手権大会ベスト8。この大会は天皇杯の出場資格も合わせて行われている。ブリオベッカ浦安はシードにてベスト8からの出場。対戦相手は市川SCを3−0で破った中央学院大学サッカー部。破壊力のあるチームだ。
本大会のこの試合までは千葉県サッカー協会2021年度の扱いでの試合となるため、昨年度登録のチームウェアでの参戦となった。なお背番号はユニフォームの都合で暫定なのでご容赦いただきたい。
注目は新規加入の2人の選手がスターティングメンバーに選ばれたこと。VONDS市原から加入した井上翔太郎と神奈川大学から加入した石原大樹だ。
<スターティングメンバー>
GK谷口 裕介
DF西袋 裕太,藤岡 優也,富塚 隼
MF小泉 隆斗,橋本 龍馬,冨樫 凌央,伊川 拓,石原 大樹
FW林 容平,井上 翔太郎
<ベンチスタート>
GK佐久間幸一
DF笠松 亮太,篠田朋宏
MF上松 瑛,平野 貫路
FW伊藤 隆人,村上 弘有
<試合内容>
昨年度後半は4バックであった布陣も、本試合では3バックで臨んだ。従来右サイドハーフで起用されていた富塚と藤岡がセンターバック。右ウィングバックに勢いのある石原、左ウィングバックに巧みな駆け引きが得意な小泉。
(写真は攻撃参加する石原)
井上と林の2トップだが、主に井上がセンターでサイドや後ろからのフィードをジャンピング胸トラップで受けて攻撃の形を作った。井上はフィジカルがあるので、当たり負けせずにボールを保持する。そのため、攻撃の伊川や冨樫だけでなくCBの富塚や藤岡もチャンスと見るやどんどん前面に出て攻撃参加をした。
その結果前半だけで効果的なシュートは5本(相手0)と攻撃的なサッカーに終始できた。前半終了間際、3回目のコーナーキックに合わせたのは藤岡。少しかがみ込みながらしっかりとヘディングをヒットさせた。
後半途中で林に代わって上松、石原に代わって篠田。さらに冨樫に代わって平野を投入。
残り20分から勢いの出てきた中央学院の攻撃を受ける時間が続く。
危ないシーンでも全員でゴールを守る意識が高い。あわや失点かというシュートに対しても守護神谷口がジャンピングで弾いて守った。
コーナーキックやフリーキックのチャンスを得るも、相手GKの好セーブやDFの体を張った守りにゴールマウスをこじ開けることはできず、1−0で試合終了。
新チーム結成の初戦。昨年の主力選手数名を体調不良で欠く中で、選手の役割も通常とは異なって難しい部分もあったと思われる。攻守交代の際には都並監督の「早く戻って体制を作り直せ」との声に合わせて自陣にすぐに戻って中央を固める。硬い守備で無失点で終えられたことが良かった。
本大会は4月にベスト4、5月に決勝戦が行われる。それまでによりチーム力を高めたい。
都並監督コメント:全員が我々の強みであるストロングな守備が徹底できたが、攻撃に関してはもう少し厚みを作らないとならない試合だった。いずれにしても失点0で勝てたことは良かった。若い選手も勇気を持って使うことも出来たので。これからも謙虚に戦って行きたい。
橋本ゲームキャプテン:初戦苦しい試合だったが勝てて良かった。前半は良い形で先制点を取れたが後半は押し込まれた。しかし一体感を大事にして苦しい時でも勝てるように頑張っていきたい。
藤岡(得点):前線の選手がたくさんセットプレイをとってくれた中での得点だった。自分はセットプレイでは絶対にゴールを決めるつもりで入って結果が出て良かった。