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関東サッカーリーグ2022後期第8節

2022.09.19 Mon 11:00~ Kickoff

HOME ブリオベッカ浦安競技場(浦安市運動公園陸上競技場)

4 ブリオベッカ浦安

二瓶1

峯1

林2

2 前半 1

2 後半 0

0 延長前半 

0 延長後半 

0 PK 

試合終了

1 栃木シティFC

<スターティングメンバー>
GK:谷口 裕介
DF:小泉 隆斗,加藤 大育,西袋 裕太,伊川 拓
MF:橋本 龍馬,冨樫 凌央,二瓶 翼,伊藤 純也
FW:峯 勇斗,林 容平

<ベンチスタート>
GK:佐久間 幸一
DF:藤岡 優也、笠嶋 哲太、石原 大樹
MF:上松 瑛、平野 貫路
FW:井上 翔太郎

<試合概要>
多彩な攻撃パターンを繰り出してホームで一体感の勝利。都並監督は「清水の舞台から飛び降りるつもりで超攻撃的な布陣にした」と試合前に話していた。その効果が出たのはキックオフ直後。
前半立ち上がり1分39秒、加藤のスローインから橋本がゴール前にふわりとボールを送った。そこに合わせて飛び出したのは今期初先発の二瓶。相手のDFとGKの股下を通してゴールを決める高度なシュートを決めた。浦安はそのまま攻め続ける。再びゴールが決まったのは14分。GK谷口のロングキック。相手DFのヘディングを狙いすましたように峯が奪う。そのままゴールを決めるまでわずか1秒。電光石火のゴールが決まる。その後失点をし2−1で折り返す。
後半は前半よりも早い得点。開始わずか1分34秒で林容平がCKからのヘディングを決める。後半29分には右サイドで伊川、橋本、伊川とボール交換をしてふわりとしたボールに相手DFよりも早く反応したのは再び林。ゴールを決める。GK谷口のファインセーブもあり、後半は失点することなく4−1で試合が決した。

<前半>
明治安田生命執行役員千葉本部長の岡田寛正様によるキックインセレモニーで幕を開けた。

浦安は都並監督の思い切った攻撃的布陣。二瓶を今期初の先発に起用。またゴール前で同様にテクニックを見せる冨樫とのコンビが頼もしい。
まず仕掛けたのは浦安。右サイドから執拗にゴールを狙う。相手クリアでゴール近くでスローイン2回目。加藤はロングスローを選択せず、後ろでフリーとなっていた橋本に。橋本はゴール前に浮き球のボールを上げると、二瓶、西袋、林が飛び出す。ボールをとらえたのは二瓶。優しくトラップし、足を出したDFの股下を通し、更にGKの股下をくぐってゴールが決まる。開始1分39秒のこと。全社予選で房総ローヴァーズ木更津FC相手に開始20秒で得点をしているが、リーグ戦ではチーム最短。


浦安は都並監督の言葉通り、得点後も攻め続ける。後半14分、相手のプレッシャを感じてバックパスをしたが、谷口が思い切ってロングボールを蹴り込む。相手DFがヘディングでクリアを試みるが、峯がプレッシャをかけ、そのヘディングボールが中途半端な場所に落ちた。すかさず峯がボールを奪って相手GKの動きを見透かしてグラウンダーのボールでゴールを決める。

サッカーは2点差が危ないとよく言われるが、その後は栃木シティフットボールクラブ(以下 栃木シティ)が個のパフォーマンスを発揮して浦安ゴールに迫る。ボールを奪うと、スルスルっと上がってきたCBの選手がドリブルしてゴール前に。左にパスを流しゴールを決める。2−1。
前半は危ない場面を幾度かクリアしながらハーフタイムに。

<後半>
ハーフタイムで疲れを癒した浦安はキックオフから右サイドを中心に攻撃。コーナーキックを獲得する。右から蹴るのは伊藤純也。相手2人の選手に競り勝ったのは林。ゴールに叩き込んだ。これが開始1分34秒で更にキックオフからの得点時間の記録を短縮。


後半12分には足が攣った二瓶に代えて上松を投入。二瓶は攻守に渡って走り続け幾度もチャンスを作った。次にキャプテンシーのある上松を入れることで、こう着状態に陥っていたチームを再び活性化させる。
後半16分には自陣ゴール前で相手選手と交錯した小泉が流血。(相手選手にイエローカード。小泉は頭に痛々しい包帯を巻きながら最後までプレイした。)
後半29分、小泉のスローインをゴール前で受けたのは峯。林にショートパスをすると、その林がくるりと回転しながら右サイドに大きく展開。右サイドから駆け上がって伊川が相手をかわしながら一旦橋本に預けるが、橋本はワンタッチで再び伊川に。伊川が技ありの柔らかいボールを上げると、先ほどの林が叩きつけるヘディングでゴールを決める。本日2点目。

3点差となったが浦安は守りに偏ることなく、むしろサッカーを楽しみ始める。後半37分には峯がGKと1対1となってシュートを放つがゴールポストをかすめる。惜しい。


後半42分、林に代えて井上、峯に代えて石原。
さらに後半45分、冨樫に代えて平野。
アディショナルタイムは栃木シティが浦安陣営で的確にボールを回しながらシュートチャンスを伺う。しかし全員が集中してシュートをさせない。相手コーナーキックをしのいで攻め上がると右サイドでボールキープ。井上がいることで空中のボールはことごとく浦安がキープ。結局そのまま試合終了のホイッスル。

首位の栃木シティ相手に4−1と勝利。前期0−3で敗戦した借りを返し、今期リーグ戦では合計得点で4-4のドローに持ち込んだ。

負けると降格圏に陥落(JFLの結果次第で下3チームまでが降格圏となる)となる可能性が高かったこの試合は「負けると終わり」のプレッシャにさいなまれ、硬くなるのが普通だがむしろサッカーを楽しんでいるように見えた。今節を勝利したことで最終節で下位3チームが全て勝利しても勝ち点で浦安を上回ることがないため、浦安は2部降格の危機を脱した。本来は優勝を目指して最終節を迎えるべきではあったが、次節ホームで勝利して5位を確保したい。

都並監督コメント:これまで少しずつ内容が良くなって来たが勝ちきれずにいた。今節はしっかりと内容を良くしてやるべきことをやって準備してきたことが結果につながった。今日の試合は重たいものを抱えながらではあったが、支えていただいている皆様の顔を思い出しながら戦うようにと送り出した。明治安田生命様をはじめ、多くの皆様のおかげで勝利できました。ありがとうございます。

林選手コメント:最近外していたのでやっと入ったとホッとしている。2得点とも良いボールを出してくれたので決めるだけだった。

二瓶選手コメント(マンオブザマッチ獲得):開始1分での得点で堅かったチームの雰囲気がよくなったと思う。応援していただいている皆様のお力を借りて昇格に向かって進みたいと思います。

リーグ記録

<得点>
二瓶 翼 1
峯 勇斗 1
林 容平2

<アシスト>
橋本 龍馬 1
伊藤 純也 1
伊川 拓 1

累計

<得点>
井上 翔太郎 7
峯 勇斗 7
林 容平 4
西袋 裕太 2
伊川 拓1
二瓶 翼 1

<アシスト>
伊藤 純也 3
加藤 大育 2
井上翔太郎 2
藤岡 優也 2
橋本 龍馬 2
伊川 拓 2
谷口 裕介 1
石井幹人 1
上松瑛 1
小泉隆斗 1
秋葉勇志 1
西袋 裕太 1
石原 大樹 1
林 容平 1
平野 貫路 1
冨樫 凌央 1