関東サッカーリーグⅠ部後期2節 対 FC KOREA
2014.07.26 Sat 16:00~ Kickoff
赤羽スポーツの森公園競技場(A)
1 ブリオベッカ浦安
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0 FC KOREA
後期第2節。これからの2試合が極めて重要になる。過去4年間にJFLに昇格したチームの関東リーグでの最終成績は悪くて2分1敗。町田ゼルビアは2分0敗。それだけの圧倒的な力を持っているチームが昇格を手にしている。この2試合で2勝することで勝ち点差を広げ、2、3位のチームとの勝ち点差を広げておきたい。そのためにも勝ちにこだわる試合をすることが必要だ。
気温は午後4時とはいえ35度。人工芝の照り返しでグランドは体感温度40度近い。そのためか前半はどちらのチームの動きに生彩を欠き、ミスが目立つ立ち上がりだった。そういう意味では中盤でのボール争いが多く、ゴールまで運ぶチャンスが少ない。
前半10分過ぎ、FC KOREAが思い切ったミドルシュートを打ち込み、永井がナイスセーブで防ぐ。
これがカンフル剤となったのか、浦安SCは右サイドからの攻撃に徐々にリズムが出始める。
前半はお互いに決め手のないままに終了。
後半は午後5時で多少気温が下がって来た。浦安SCはスピードを変えるギアを入れ、右サイドだけでなく左サイドからも前にドンドン仕掛け始める。
惜しかったのは田中のこのヘディング。
天皇杯で浦和レッズの阿部に見事に決められたシーンと同じ。田中も定石通りGKの足下に叩き付けた。が、ほんの少しだけ手前に落ちてバウンドがそれた。本人さぞかし悔しいはずだ。
後ほど見ていただくビデオの中で村田が、前半相手を疲れさせて、後半スピードを上げて得点を目指すといったようなコメントをしているが、前半と後半では全くと言って良いほどリズムが良くなる。
竹中のミドルシュートも惜しかった。
後半30分に坂谷に代えてトミーが登場。怪我で7ヶ月ほど試合に出る事が出来なかった。練習試合で調整しながら、関東リーグでの今年初出場。
そのギャップを感じさせない力強いドリブルで観客を湧かせた。
後半34分、ゴールから15メートルほどの左サイドから得たフリーキック。10分ほど前に同じような位置から清水が蹴って枠に行ったもののGKに抑えられた。今度は村田。そのフリーキックは低い弾道で選手の足の間を抜いて直接ゴールに転がり込んだ。技あり!のゴールだ。意外な事に今期リーグ戦初得点。
その後、岩永を投入。監督からは「クロスボールに飛び込め!」と送り出される。その岩永が走る、走る、飛ぶ。あと5センチでヘッドにミートする惜しいタイミング。そんな状況となるとFC KOREAもファールの数が増える。イエローカードが結局4枚(浦安はゼロ)。
残り5分が緊迫した試合となった。引き気味だったFC KOREAがなりふり構わず前線にボールを出し始める。積極果敢にドリブルで突破を試み、ゴールに迫る。浦安は宮林を投入して、献身的にコースを消しに走る。
斎藤監督から「あと1分」「あと30秒」と小刻みに声がかかるなか、なんとかしのいで終了のホイッスル。
記録では浦安のシュート数9本(KOREA3本)、コーナキック6本(KOREA0)、直接FK13本(KOREA4本)、GK4本(KOREA13本)。この数字を見るとどれだけ攻めたかが分る。しかし1得点に終わったという決定力の弱さが浮き彫りになった。
今回からyoutube動画に監督と選手のインタビューを載せてみました。浦安の戦術と、選手の生の声が聞けます。
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<本日の得点>
村田 1点
<リーグ累計>
清水 8点
竹中 4点
田中 4点
小林 2点
矢部 3点
上松 2点
秋葉 2点
坂谷 2点
西郡 1点
山崎 1点
笠松 1点
村田 1点