KSL後期第7節 vs 日立ビルシステム

明治安田生命Presents　後期第7節vs日立ビルシステム戦。
試合に先駆けて明治安田生命主催の子どもサッカー教室が行われた。ここにはNTTコミュニケーションズシャイニングアークスの選手も合流してくださいました。また始球式はスポンサーとして数年間ブリオベッカ浦安を支えていただいた明治安田生命の大谷様によって行われた。

＜スターティング＞

GK：南翔太

DF：藤池翼,山崎紘吉,石井幹人,富塚　隼

MF：橋本龍馬,村田翔,幡野貴紀,菊島卓

FW：竹中公基,田宮諒

＜ベンチ＞

GK：山田修平

DF：笠松亮太,長田 健,丸山晃生

MF：秋葉勇志,小島樹,小林瑞知

 
台風１５号が迫り、関東を直撃するとの予報。幸い、というかむしろ酷暑になり、キックオフ前には３４度を超える暑さとなった。
負けると３位以内が達成できず、今期の昇格が出来なくなる浦安と負けると２部降格がいよいいよ迫る日立ビルシステム。どちらの気迫が勝るか注目の一戦だ。
日立ビルシステムはFWのスターティングがなく、むしろDFを増やして「負けない」布陣。一方の浦安は本来FWの選手を４名投入して、キャプテンのMF秋葉をベンチに下げた、攻撃的な布陣。
立ち上がりは浦安が攻め込む。早速CKを得てチャンスを得るもゴールに迫れない。
むしろカウンターを狙う日立ビルシステムにシュートを打たれてしまう。
最初の浦安のビッグチャンスは１０分を過ぎたところ。田宮の左サイドからのクロスに竹中が飛び込む。完璧なタイミングでのシュートは枠を外れてしまった。

前半２３分には幡野の強烈なミドルシュートが枠を捉えるが、相手GKがジャンピングしながらスーパーセーブを見せる。
前半３０分すぐに次のチャンスが訪れる。村田のCKキックにドンピシャで山崎のヘッド。ゴールと１メートルも離れていない距離だったがなんと無情にもクロスバーの上。頭を抱える山崎。
気を取り直して攻めるが、この日は今ひとつペースを握れない。むしろ中盤でボールを持った浦安の選手に一人また一人とプレスをかけて前に進ませない日立ビルシステム。
結局４４分に左サイドを突破されて失点。０−１となり前半を終える。
３回のビッグチャンスをものに出来なかったが、悪くはない前半だった。
後半は田宮に代えて秋葉。
立ち上がり３分のことだった、藤池、菊島と繋いでパスを受けた幡野がゴールを決めて振り出しに戻す。前節からオフサイドとなるもゴールに押し込みながら得点となっていない鬱憤を晴らした形。

これでチームも会場もイケイケモードとなる。
後半１５分には富塚のシュート。これがクロスバーを超えてしまった。
その１分後にコーナーキックから失点してしまう。１−２。
後半２３分に藤池、橋本を下げて丸山と小島を投入。フレッシュな選手を投入して打開を計る都並監督。

しかし完全に引いて守りを固める相手になかなか突破出来ない。
後半２８分に幡野に代わり小林。
チームメンバーは走るが効果的な攻めを見せることが出来ない。
後半３６分に富塚に代えて笠松。クロスに対するヘディングを期待。
雨が振り始める中、必死で攻める浦安。

これに対して全員で跳ね返す日立ビルシステム。アディショナルタイム５分は守られ、反対にコーナーキックを与えてさらにボールを保持されて得点の機会を与えられず試合終了。
降格を目の前にした日立ビルシステムの気迫が浦安をうわまった結果となった。
１−２で敗戦。同時に今期昇格の夢は絶たれた。しかしチームは良い方向に動いてる実感はある。残り２節と全国大会で存在感を大きくアピールしておきたい。
試合終了後のセレモニーには内田浦安市長、宝浦安市議会議長、矢崎県議、宮坂県議、一瀬市議、上野市議、西川市議、鈴木浦安市教育長、鳥居浦安市サッカー協会会長、浦田後援会長の参加を得てホームゲーム最終戦のセレモニーが行われた。

都並監督コメント：「ホーム最終戦で是が非でも勝ちたかったが、前半も後半もチグハグな感じがしてしまった。一番パフォーマンスの出せる選手の組み合わせでピッチに出せなかった自分の責任でもあるし、ピッチの中で修正仕切れない選手の力不足もあります。あと残り２試合をしっかりと戦いたい。」

———————ブリオベッカ浦安　記録———————

結果１−２
観客数１,０１１人
＜今節＞
幡野　１点
＜累計＞
富塚　４点
菊島　４点
竹中　３点
藤池　２点
小島　２点
幡野　２点
村岡　１点
村田　１点
植田　１点
秋葉　１点
＜警告＞
村田　イエローカード
＜交代選手＞
ハーフタイム　田宮→秋葉
後半２３分　藤池→丸山、橋本→小島
後半２８分　幡野→小林
後半３６分　富塚→笠松