後期第6節 vs VONDS市原FC

VONDS市原FCとは今期２連敗。なんとか勝ち星を拾いたいところだ。
キャプテンの富塚が出場停止のため、秋葉がキャプテンマークを巻く。センターバックには酢崎が初のスタメン入り。笠松、山崎と共にしっかりと声を出して引き締めたい。
スターティングメンバー
GK,34山田　修平
DF,3笠松　亮太　6山崎　紘吉　24酢崎　祥人　7秋葉　勇志　21田中　貴大
MF,27丸山　晃生　5矢部　雅明　20石井　光
FW,15菊島　卓　28田宮　諒
サブメンバー
GK,16佐久間　幸一
DF,23藤原　直哉
MF,10幡野 貴紀　22後藤　準弥　18坂谷　武春　19太田 泰河
FW,14柏瀬　暁
立ち上がり３分に笠松が倒され担架で運ばれる事態に。ベンチからは控えにいた藤原のアップを指示が出る。笠松は簡単な治療をし、軽くステップを踏むとピッチに戻って事なきを得る。
その後、VONDS市原FC（以降「VONDS」）のサイドから駆け上がるスピードを活かした攻めに防戦の時間が過ぎる。前半１４分になり左サイドから田中が攻め上がり始める。まずは相手を交わしてのクロスを入れるが、これは相手GKにキャッチされる。そのすぐ後に直接シュートを放つが残念ながら枠を捉えられなかった。調子が良さそうだ。

その後、VONDSのコーナーキックをなんとか防いだが、こぼれ球の処理でバタバタしている最中にボールがゴールに転がり込んでしまった。しかし副審が旗を上げてオフサイドの判定。
前半２１分、矢部からのボールを右サイドで受け取った石井。GKが前に出ているのをしっかり確認して柔らかいボールをゴールに蹴り込んだ。先制ゴール。

その後、VONDSの攻撃に拍車がかかる形で幾度となくピンチを招くが、ディフェンス陣が集中力を持って跳ね返し続ける。
前半終了直後に田宮、菊島が相次いでシュートを打つがゴールにはならない。
このままハーフタイム。
後半は交代なしで始まる。
立ち上がりから積極的なVONDSの攻めに幾度かのコーナーキックをしのぐ。浦安は前半同様、３バックと攻められたら素早く戻るウィングバックの二人で５バックの形を作り、堅い守りをする。
ボールを奪ってからカウンターの形を作り、ドリブルやサイドへの展開で突破口を開く。後半６分には菊島がドリブルで駆け上がってシュート。そのこぼれを矢部が豪快にミドルシュートを放つがクロスバーの上。

ボールを持つと一気に中盤の選手も駆け上がりチャンスを作りだす形ができる。
しかし後半１５分にコーナーキックを与え、そこから失点をしてしまった。
後半２５分を過ぎると、お互いに疲れが出始め、大きめのボールを使ったシーソーゲームとなり始める。
後半２８分に菊島に代えて幡野、後半３３分には田宮に代えて太田（ゴッツ）。攻めの姿勢を替えない羽中田監督。
しかし後半４１分に失点。逆転を許した。
後半４２分にはセンターバックの酢崎に代えて坂谷を投入。４バックにしてさらに攻め続ける。
その坂谷が前線でボールを得ると、相手に囲まれながらも右に左にボールをキープしながら狭いスペースにパスを通した。このボールを受けた幡野がゴールに蹴り込み試合を振り出しに戻す。幡野は今期リーグ初ゴール。

アディショナルタイムは３分。羽中田監督は石井に代えて柏瀬を投入して引き分けではない勝ちを狙いに行った。
最後の気力を振り絞ってゴール前になだれ込む浦安の選手。コーナーキックは田中。しかしVONDSはボールを奪うと素早い攻撃に切り替え、強烈なシュートを放つ。GK山田が素晴らしいパンチングで切り抜ける。そのこぼれたボールをさらにVONDSの選手たちがシュートに繋げる。これをGK山田が根性で跳ね返し、相手コーナーキックに。

（ここから一気にカウンターを仕掛けたVONDSの選手たち）

このコーナーキックがゴール前で混戦となり、ボールがVONDSの選手の前に転がり蹴り込まれて失点。そのまま試合が終了してしまった。
前節に続き終了間際の失点で呆然とする選手たち。
相手ボールになったらしっかりと手綱を引き締めて守り、ボールを奪ったら一気呵成に駆け上がってシュートまで持ち込む、というサッカースタイルで戦った浦安の選手たち。攻撃的なVONDSの厳しい攻めを受けながら複数得点を取れたことを前向きに捉えて次節の勝利を手繰り寄せたい。
＜交代選手＞
後半２８分 菊島->幡野
後半３３分 田宮->太田（ゴッツ）
後半４２分 酢崎>坂谷
後半４７分 石井->柏瀬
＜警告＞
丸山（イエロー）※警告２枚目

———————ブリオベッカ浦安　得点ランキング———————

＜今節＞
石井　１点
幡野　１点

＜累計＞
田宮　５点
坂谷　３点
村岡　３点
柏瀬　２点
石井　２点
秋葉　１点
丸山　１点
笠松　１点
菊島　１点