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2012年関東リーグ2部前期9節 対ACアルマレッザ飯能

2012.06.03 Sun 11:00~ Kickoff

熊谷スポーツ文化公園補助陸上競技場(A)

0 ブリオベッカ浦安

0 前半 0

0 後半 0

試合終了

0 ACアルマレッザ飯能

関東リーグはもう前半戦の最終戦となった。
千葉県リーグはまだ始まったばかり、というのにやはり上位リーグは試合数も多く、スケジュールも厳しい。

雨の予報が一転して晴れ間ののぞく蒸し暑い天気。走り込んでいる浦安SCに有利かと思われた。しかし前半からドンドンと攻め込んで来るアルマレッザ。浦安は防戦一方に。その証拠に前半だけでアルマレッザのコーナーキックは7回以上あったが、浦安は2回。
アウェイで勝ち星が1つしかないが、よくよく考えると関東リーグ既存組にも勝ち星がない。それだけアウェイかつ関東定着組との試合は厳しいと言える。
前半は崩される事こそなかったものの、相手のシュートの精度の悪さにはかなり救われた気がする。こんな時にはセットプレイに活路を見出すところだが、相手GKのセーブに阻まれる。
長谷川太郎が前半30分ほどで村上に交代。まだ怪我の具合が完治に至っていないのか、本日は精彩を欠いた。

ハーフタイムで斎藤監督からの指示は概ねこんな感じだった。「リーグ上位のチームのアウェイのゲームとしてはよく守っている。しかしもっと廊下(サイド)を使って攻めないとだめだ。躊躇せずに打たないとゴールは入らない。こんな試合をしているようではプロでは通用しない。後半は相手がもっと攻めて来るだろう。立ち上がりはそれを耐えて、ある程度相手に疲れが見えたら攻め続けろ。」

ということで監督の予想通り、後半もアルマレッザの攻めは止まらない。が、15分も過ぎると流れに変化が現れだした。浦安は都並智也に代えて蓮沼を投入。
サイドからボールがラインぎりぎりでつながりだす。

豊田の右からの突破が加速し始める。それに合わせて村上と蓮沼がサイドとセンターに走り込む。田中が左サイドでボールを奪うと自陣から相手ペナルティーエリアまでドリブルで突破をする。
やっと来た浦安SC得意のサイドのスピードを活かした攻撃。アルマレッザもサイド攻撃が主軸で、サイド対サイドのスピードの乗ったサッカーに酔いしれる瞬間。3人目の交代は残り10分で藤崎。これでFW3枚の攻撃的布陣。
しかしお互いにゴールを決められない。清水の放ったミドルシュートも相手GKの正面。

結局0−0のスコアレスドロー。関東リーグらしい拮抗したサッカーの面白さを楽しめたが、サッカーは勝てないと意味がない。
暑い中、2時間かけて応援に駆けつけていただいてるサポーターのためにも。