トップチーム

千葉県選手権 対城西国際大学

2015.03.01 Sun 14:00~ Kickoff

市原市スポレクパークDコート

4 ブリオベッカ浦安

2 前半 0

2 後半 2

試合終了

2 城西国際大学

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いよいよ新チームによる公式戦が始動。千葉県選手権は4連覇中でブリオベッカ浦安となり5連勝を狙う。
対戦相手は昨年も同じ大会で同じ準々決勝で戦った城西国際大学。この1年で更に力をつけてきたチームで予選大会を大量得点で勝ち抜いてきた。
対するブリオベッカ浦安のスタメンは永井、笠松、宮林、山崎、田中(貴)、村田、矢部、坂谷、小田、田中(俊)、竹中。新加入の田中(貴)と小田の活躍が期待される。
あいにくの雨で、しかもグランドは3試合目。しかし両チームとも雨のコンディションを感じさせない気迫でキックオフした。
開始5分は城西国際のペース。とにかく立ち上がりに全力を注いできた。なんとかこれをしのぎ体制を立て直すとブリオベッカも攻撃に転じる。小田のスピードと運動量が目立つ。
そして前半13分、ボールを受けた田中(貴)が右サイドからドリブルで突破し、センターの小田にパス。
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これを小田が少ないタッチで竹中に。素早く反応した竹中が反転しながらボールをゴールに蹴り込む。(冒頭の写真がゴールを祝うシーン)
新規加入選手が見事な連携を見せてくれた。更に、練習を見ていても竹中の絶好調ぶりがわかるが、雨をものともしない正確なシュートだった。
ピンチは35分。ゴール前でフリーキックを与えてしまう。相手がGKから見て左に絶妙なシュートを打つ。永井が左手一本ではじき出した。
次の得点は前半41分。小田が竹中の動きを見ながら絶妙なスルーパス。これを受け、竹中がしっかりとゴールを決める。
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前半は2−0で折り返した。
実はユニフォーム製作が遅れていてホームのアウェイも1着しか届いていない。そのため雨で濡れているにもかかわらず着替えることができなかった。しかし、気温が低くはないため選手の体からは湯気が立ち上っていた。早めにピッチに出て後半に備えるイレブン。
後半開始早々から城西国際大学が勝負に出る。ブリオベッカは防戦一方。そして開始2分で笠松が体を寄せてペナルティーエリアで相手を倒してしまう。これがPKとなり失点。
その数分後にコーナーキックを得る。するするとゴール前に上がる笠松。失点の責任を取り返すかのようにヘディングに挑むがボールはゴールポストの上を抜けた。
後半19分にペナルティエリアの外の左サイドからフリーキックを得る。村田がボールの前に構えた瞬間、主審が笛を示す前に山崎がサイドから駆け上がりボールを受けようとした。主審が笛を示す前ならボールを蹴ってクイックスタートは許されるのだが、村田は手を振って「いいから」と蹴らずに集中をする。そして主審の笛で再開。村田のボールはゴール右端に見事に入り込んだ。自分が直接ゴールする自信があるからこそクイックスタートのチャンスがあってもそれを使わずにゆっくりと準備をしたのだ。
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後半22分に運動量が多かった小田に代わりトミーが投入される。体格的にも一回りたくましくなったトミーは右サイドからの突破を幾度となく行う。左利きで右サイドから切れ込んでいた坂谷が左に動き、それを追い越す動きを見せる左サイドバックの山崎との連携がスピードを増す。
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このシーンでは逆に坂谷が左から追い越す動きを見せていた。
 
後半42分。中盤でボールを受けた村田が相手センタバックが前に出ているのを見極めて竹中を走らせるスルーパスを供給。竹中は相手センタバックを振り切ってシュート。
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このゴール直前に、監督がFWの相馬を呼び交代の準備を進めていた。竹中はそれを察して交代前のワンプレイで結果を出す、と思い切ったのだろう。竹中はハットトリック達成。早々と一番乗りだ。
その直後の44分。左サイドからボールを奪った相手が左右に振って空いた真ん中からゴールを決める。これまで一度も流れからの失点をせずに固い守りをしていたが、一瞬の対応の遅れで失点してしまう。
齋藤監督はここで攻めの坂谷に変えて都並を投入して守りをしっかりと補強する。
そしてタイムアップ。
4−2で勝利。
齋藤監督の総括は次のようだった。
「4対2で、今シーズンの最初の公式戦とりました。チームは一体感ありました。ただ内容は今ひとつ。失点も良くない。個人、個人、凄くよいわけではなかった。固い人工芝、雨、今季の初戦。むずかしい試合でしたが、結果だせました。来週にむけてきりかえます。(練習して)内容をあげます。勿論5連覇目指します。ありがとうございました。」
 
城西国際大学は昨年よりもレベルアップしていた。スピードもパスワークも良かった。今日の試合はこちらのミスも多く、むしろ個の力が勝った感が否めない。チーム力を上げて次の試合で市川SCと対戦をしたい。