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JFL 1st. Stage第2節 対Honda FC戦

2016.03.12 Sat 13:00~ Kickoff

千葉県立柏の葉公園総合競技場

0 ブリオベッカ浦安

0 前半 1

0 後半 0

試合終了

1 Honda FC

JFLホーム開幕戦はJFL最多優勝を誇るHonda FCを迎えての対戦となった。
Top2016-016
先発メンバーはGK本吉、DFは秋葉、山崎、笠松、冨塚 MFは上松、村田、矢部、清水

FWは竹中、田中俊哉となった。またベンチには中島、宮林、田中貴、南部、田宮、池田、坂谷。

立ち上がり1分、いきなり畳み込むように攻めこまれゴール前でフリーキックを与えてしまう。これをなんとか凌ぐも、5分間のあいだ息をつく暇もないほどの攻撃にされられてしまう。

前節でも同じだったが、スピードについて行けずバタバタと後手に回ってしまう光景だった。

5分が過ぎたところでようやくボールを保持できる時間を得ることが出来る。秋葉と上松がからみながら右サイドのセンタリングを上げるもシュートに至らず。

前半6分にはボールを奪いながら富塚が切り返して思い切ったミドルシュートを打つもボールはクロスバーの上。

前半18分には竹中のシュート。しかし一気に戦況は反転してピンチに。GK本吉が好セーブでなんとか凌ぐ。

Top2016-017

Honda FCのサッカースタイルは守備の寄せの速さ。そこからボールを前のスペースに蹴りこんで一気に多勢で波状攻撃を仕掛ける。その攻めの切り替えとスピードの速さ。相手(浦安)陣内でボールを持てると少ないタッチでボールを回し、ボールを渡さないでシュートまで持ち込む。

ブリオベッカ浦安はこのスピードの対応に慣れずに全てが後手後手となる。そしてついに前半31分にPKを献上し失点。

その直後、故障から復帰した笠松が頭の出血で数分間ピッチを出る。センターバック1名を欠く10名でこの時間を凌いだ。

前半はあまりよいところなしに0−1で終了。

試合を見ていてHonda FCのあのスピードでどこまで体力が持つのかそれが気になった。

しかし後半も相変わらず切れない電池のようにスピードある攻撃をしかけられる。

そして後半10分が過ぎるとHonda FC の攻撃にこれまでのスピードが見られなくなってくる。ここからブリオベッカ浦安がボールを支配し始め、得意のサイド攻撃がドンドンと出始める。

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ところがHonda FCはセンターバックが全く疲れを見せずにことごとくブリオベッカ浦安のシュートチャンスをつぶす。少しでもスピードを落としてボールを持つとボディコンタクトが早くボールを後ろに戻さざるを得なくなる。

後半12分、左サイドから村田のフリーキックがゴール右側に的確に放たれる。笠松がヘディングを打つ。観客席からは入ったように見えたが枠外。後半14分には相手ミスから村田がシュート。GKに止められる。

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あとから考えるとこの時間帯に得点を決められなかったのが敗因だろう。

後半19分に上松に代わり坂谷。坂谷はドリブラーでサイドから中央突破を得意とする。これが効き始め、ボールはセンターからゴール前に出始めチャンスを作る。しかしHonda FCのセンターバックの動きも衰えない。

後半26分には清水に代えて南部。カターレ富山からの移籍2試合目にして登場。得意のスピードとドリブルで左サイドを突破する。坂谷と南部というスタイルの似た選手を左右においてドリブルで切り込もうとするが、堅い守備を割ることがなかなかできない。

この時間帯におてHonda FCは完全なカウンター攻撃。少ない人数で素早く攻め立てる。後半33分にはこのカウンターに本吉が飛び出して相手選手と接触。イエローカードを受けてしまう。

後半40分に竹中に代わり池田。しかし池田のスピードと高さを活かすには時間が足りなかった。アディショナルタイムを含めて8分間、相対的にスピードが増したブリオベッカ浦安。いくどもサイドを崩しながら攻撃をするが的確なシュートが打てない。

結局0−1のまま終了。

インタビューで斎藤監督が、前半相手のペースになってしまい浦安らしさが出せなかったこと、後半は浦安の得意のサッカーが出来たがやはり時間が遅かったことをあげた。

未だに完全復調していないセンターバックを抱え、早い時間に3名の交代を使い切ることができない。そのため相手が疲れた時間帯に的確な攻撃要員の配置ができず、攻撃のリズムを作りきれなかった。

一方のHonda FCは前半は波状攻撃。後半は堅い守備、と方針がはっきりしておりPKの1点を守り切ることが出来た。

しかし結果として失点はPK1点だけ。勝点を得ることは出来なかったが、ある意味守備の堅さはそう違いがないとも言える。守備が復帰し、JFLのスピードと強さに早くなれるようにトレーニングを積む必要がある。

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(恒例の選手によるお見送り)

本日の入場者数は493名。観客席は風が吹き、ピッチより更に寒かった。こんな中、応援に来てくださった皆様に感謝致します。

次は3月20日(日)に同じ柏の葉で全国地域サッカーリーグ決勝大会で敗戦したチーム、ラインメール青森を迎えます。

勝利を目指して応援よろしくお願いします。