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試合報告2025第24節 vs ラインメール青森(Away)

2025年10月12日(日)13:00 KO
対戦相手 ラインメール青森
試合会場 カクヒログループアスレチックスタジアム(Away)
試合結果

ラインメール青森 0-1 (0-0,0-1) ブリオベッカ浦安・市川
63分 11東駿

メンバー

試合概要

「熱戦のダービー!疲労を乗り越えラインメール青森に劇的勝利!」

国スポでの過密日程の疲れを見せず、ブリオベッカの選手たちは青森の地に降り立った。対戦相手は、2016年にともにJFLへ昇格した朋友、ラインメール青森。Jリーグ昇格を懸けてトップチームと勝ち点3差の好位置につける強敵との重要な一戦となった。この日は観客数も3,000人を超え、Jリーグ昇格の平均動員数(2,000人)を達成するレベルに達し、異様な熱気に包まれた。
一方、ブリオベッカは火曜日まで国スポで4連戦を戦い抜いたばかり。多くの選手が疲労を抱えながらの厳しいアウェイ遠征となった。

〈前半〉倉原が再三のビッグセーブ、無失点で耐える

試合開始5分、両チームとも中盤での激しいボール争いが続く。怪我から復帰した伊藤が久々の先発出場を果たした。菊地がクロスを入れるが、青森の堅い守りに跳ね返される。9分には青森の攻撃を橋本がボールカットし、11分には山崎を走らせてCKを獲得するなど、ブリオベッカもチャンスを伺う。
しかし15分を過ぎると、青森がギアを上げ、動きが活発になる。16分、青森のエース、ベッサがボールを握って走り込むが、寺田が身体を張って阻止。17分には右サイドからのドリブル突破を菊地が食い止めた。
ブリオベッカも反撃。19分、藤森のインターセプトから前線にボールを送り、東から再び藤森が走り込んでシュート!クロスバーをわずかに超えたが、決定的なチャンスだった。
中盤以降は青森がボールを握り、攻撃にさらされる時間が続く。39分には青森のシュートをJFLリーグ戦初出場のGK倉原がパンチングで跳ね返し、42分には相手選手の飛び出しから1対1の絶体絶命のピンチを迎える。しかし、倉原が身体を使ってシュートを当ててビッグセーブ!こぼれ球をベッサにシュートされるも、クロスバーを超え、事なきを得た。
国スポの疲労を考慮し、前半は無失点で折り返すという戦術通り、0-0で終了。残りの20分ほどは青森に押し込まれたが、倉原のナイスセーブと集中した守備で凌ぎ切った。

〈後半〉早めの交代策が功を奏し、東が均衡を破る

ハーフタイムで都並監督はさっそく動き、菊地に代えて萩原、上松に代えて松山を投入し、攻撃へのスイッチを入れる。
後半キックオフ直後の46分、ジョニーのクロスに松山がヘディングで合わせるが、GK正面。山崎のロングスローやCKが続くなど、後半はブリオベッカが積極的に攻める。52分には山崎のロングスローに東が合わせるが、惜しくも枠外。
55分を過ぎると再び青森のカウンターを食らうが、必死に戻った選手たちが身体を入れてシュートコースを防ぐ。
そして63分、遂に待望のゴールが生まれる!
伊藤のクロスに山崎がヘディングで折り返し、ゴール前でフリーになった東が足を振り抜きネットを揺らした!疲労困憊の中、値千金のアウェイ先制点となった。
直後に橋本に代えて国スポ4試合出場の坂本を投入。激しい守備で青森の攻撃を阻止する。70分には伊藤に代えて小島を投入。青森でのプレー経験もある小島に期待が寄せられる。72分には栗田に代えて、クラブ2年目にしてJFL初出場の豊島を投入。国スポでも活躍した豊島は、青森の強力なベッサに対して身体をぶつけて守るなど、守備で貢献した。
82分、山崎がドリブルで粘ってCKを獲得。この流れから寺田がヘディングシュートを放つが、惜しくもサイドネット。追加点とはならなかったが、最後まで攻撃の手を緩めない。
アディショナルタイム3分。青森のFK、CK、そして波状攻撃を全員で体を張って守り抜き、最後まで集中力を切らさなかったブリオベッカは、1-0で勝利を掴み取った!

国スポ4連戦という過酷な日程を乗り越えてのアウェイ勝利は、非常に価値のある勝ち点3となった。熱い応援ありがとうございました。選手たちにエールを!

試合の様子

決勝点となった東のゴール

デビュー戦でクリーンシート達成に貢献した倉原


デビュー戦となった豊島

90分間攻撃を牽引し続けた若杉

コメント

都並監督

ザ・ブリオベッカらしい戦いで掴んだ勝利だったと思います。
今週は国スポに出場していた選手たちの疲労も大きい中、最後まで痛みを抱えながらも走り切り、我々のサッカーをしっかりと体現してくれました。

前半は相手ボランチの展開力を意識しすぎた部分があり、なかなかボールを奪い切れず回される時間が続きましたが、後半は積極的に守備に出たことで良い流れを作れたと思います。
この点はチームマネジメントとして修正すべき部分でもあるので、次に向けて改善していきたいと思います。

選手たちはやればできるチームです。この試合のような姿勢を継続していかなければなりません。
引き続き、皆さんの熱い応援をよろしくお願いいたします。

倉原選手

今日の試合は、正直少し緊張していて、なかなか試合の感覚を掴みにくい中でのスタートでした。
それでも周りの仲間たちがポジティブな声をかけて支えてくれたおかげで、結果的にチームを救うプレーができたと思います。

自分としても満足のいくデビュー戦になりました。
これからもっと試合に出て、ファン・サポーターの皆さんに勝利を届けられるよう頑張っていきます。
応援よろしくお願いします。

記録

順位

6位

得点(本節)

東(1)

得点(累計)

東 (7)
菊地(3)
峯 (2)
山崎(2)
藤山(2)
井上(2)
上松(1)
小島(1)
辻 (1)
坂本(1)

アシスト(本節)

山崎(1)

アシスト(累計)

山崎(3)
若杉(2)
東(2)
伊藤(1)
寺田(1)
萩原(1)
小島(1)
辻 (1)
松山(1)
菊地(1)
上松(1)
藤森(1)

カード(本節)

なし

カード(累計保持)

東  (イエロー3)
若杉 (イエロー2)
上松 (イエロー2)
藤森 (イエロー2)
菊地 (イエロー2)
坂本 (イエロー2)
荒井 (イエロー2)
吉田 (イエロー1)
峯  (イエロー1)
橋本 (イエロー1)
伊藤 (イエロー1)
松山 (イエロー1)
清水 (イエロー1)
井上 (イエロー1)
山崎 (イエロー1)

※保持のため出場停止などの制裁後はクリアします
公式記録はこちら