試合報告JFL20節vsヴェルスパ大分
2024年9月16日(祝)15:00キックオフ
対戦相手 ヴェルスパ大分
試合会場 重兵衛スポーツフィールド中台陸上競技場(ホーム)
試合結果
ブリオベッカ浦安 0-0 ヴェルスパ大分 (0-0,0-0)
得点: なし
メンバー
試合概要
「荒れたピッチでシュートが決まらずスコアレスドロー」
想定外に芝が荒れた状態での試合開始となった。また向かって左から右に吹く風が強く、これらが試合にどう影響するか。
立ち上がり2分、大分のフリーキックが風に乗りゴール隅に飛ぶ。好調GK本吉がナイスセーブで防ぐ。先制パンチを食らったような素晴らしいキックだった。
そこから浦安が攻撃に切り替える。峯、ジョニー、小島の連携でゴールに迫るが得点にはならない。前半13分、相手コーナキックからのカウンターから菊地のクロスが相手DFに当たる。その後菊地はシュートを放つがクロスバーを超える。そして前半18分、ゴール前でシュートチャンスの上松。しかしGKに阻まれる。ここは決めておきたかった。前半終了に向けて大分の攻撃が激しくなり防戦の時間が流れる。
後半開始早々、追い風を背景に山崎を走らせコーナーキックを獲得するものの、開始2分には大分の選手が抜け出してGK本吉と1対1を作られる。幸い本吉の好判断によりタイミングの良い飛び出しでボールを確保する。後半6分には後半の見せ場が訪れる。中盤でボールを支配した浦安は、スローインから峯がグラウンダーのボールをバイタルエリアに流し込み、東が後ろにつめていた小島にバックパス。小島がダイレクトに足を振り抜くとボールは勢いを持っクロスバー下ギリギリに飛び込んだと思われた。しかし相手GKのファインセーブで弾かれてしまった。浦安の攻撃にも大分のセーブにも会場が沸いた瞬間だ。
後半23分にもチャンスが訪れる。ロングボールをペナルティライン付近でヘディングで競った東がボールを上げると、フリーで走り込んできた峯がヘディング。ボールは無念にもゴールポストに当たってしまう。決定的瞬間だっただけに惜しい。
後半残り20分は大分が攻める時間が増える。上松に代えて秋葉、荒井に代えて橋本と交代をする。浦安は自陣での守備をコントロールして相手の攻撃の芽を摘むがなかなか効果的な攻撃に繋げられない。大分は元日本代表の金崎選手を投入して、シンプルに前にボールを送ってくる。そして何度かの危ない場面をかろうじて守り抜く。
後半40分に再び見せ場が来る。左から繋いで山崎を走らせペナルティラインの内側に侵入。走り込んできた藤森にパスをするとダイレクトでシュートを打つも惜しくもクロスバーの上。
アディショナルタイム2分にカウンターから抜け出され、再びGK本吉と1対1となるがここも本吉の飛び出しからボールを奪い返す。さながら本吉劇場だ。
そしてスコアレスドローで試合終了。浦安12本、大分8本、合計20本のシュートを放つもどれもゴールにならなかった。両GKがファインセーブで見せ場を作り、また荒れたピッチでシュート直前のバウンドによってシュートコースを完璧には捉えることができなかった。ホームスタジアムを持たず、県内の競技場を転々とする厳しさに直面した試合だった。
スタジアムからお帰りになる両チームのサポーターの笑顔が印象的だった。お互い「見応えがある試合だった」とコメントされていた。
試合の様子
今日も売上に貢献? 舞田べか彦
上松のチャンスも相手GKが体に当ててセーブ
出場停止明けの菊地が躍動した
タイミング良い飛び出しでゴールを守った本吉
DF笠嶋がピンチをしのぐ
高さで競る東
チャンスを演出する山崎
前節に続き果敢にシュートを放つ小島
腕を踏まれてもまたもや身体を投げ出してゴールを守る本吉
試合終了後、激闘を讃えあう選手たち
コメント
都並監督
勝ち切りたかったが、相手の脅威をも感じる攻撃を受け続けていて無失点で終わったことが何よりだった。次は勝ち切りたい。
記録
現在順位
6位
得点(本節)
なし
得点(累計)
峯 7
東 5
吉田 3
村越 2
小島 2
山崎 2
岩出 1
荒井 1
菊地 1
上松 2
橋本 1
藤森 1
阿部 1
アシスト(本節)
なし
アシスト(累計)
峯 4
村越 2
小島 2
若杉(ジョニー) 3
菊地 1
志村 1
笠嶋 1
東 2
荒井 1
藤森 1
岩出 1
山崎 1
吉田 1
カード(本節)
菊地 イエロー1
東 (イエロー1)
カード(累計保持)
峯(イエロー2)
伊藤(イエロー2)
吉田(イエロー2)
若杉(イエロー2)
菊地(イエロー2)
二瓶(イエロー1)
笠嶋(イエロー1)
山崎(イエロー1)
藤森(イエロー1)
志村(イエロー1)
小島 (イエロー1)
岩出 (イエロー1)
東 (イエロー1)
※保持のため出場停止などの制裁後はクリアします 公式記録はこちら