試合報告千葉県サッカー選手権大会(天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会千葉県代表決定戦)vs順天堂大学蹴球部
2025年5月10日(土)13:00 KO
対戦相手 順天堂大学蹴球部
試合会場 フクダ電子アリーナ
試合結果
ブリオベッカ浦安・市川 1-1 (0-0,1-1,0-0,0-0) 順天堂大学蹴球部
PK4-5
得点:90+4分 4藤岡優也
メンバー
試合概要
「千葉の魂、天皇杯への道を阻まれた死闘!ブリオベッカ浦安・市川、劇的PK戦の末に無念の敗退!」
千葉県選手権決勝戦。勝てば天皇杯本戦、負ければ全てが終わる。そんな極限のプレッシャーの中、ブリオベッカ浦安・市川は、意気揚々と戦いの狼煙を上げた!
試合詳細
試合開始早々、3分。鉄壁のDF寺田が相手のロングスローを確実に弾き返し、その存在感を示す。5分、攻撃の起点・上松がチーム初のシュートを放ち、司令塔・菊地の絶妙なパスがチャンスを演出。しかし、相手GKの壁は厚く、ゴールネットを揺らすことは叶わない。30分、スローインからのチャンスで寺田がオフサイドに引っかかるも、ブリオベッカ浦安・市川の攻撃意欲は衰えることを知らない!
37分、ブリオベッカ浦安・市川の波状攻撃が相手ゴールを脅かす。しかし、あと一歩、あと一歩が届かない!前半は両チームとも慎重な攻防で終了。決定的なチャンスは生まれなかったが、ブリオベッカ浦安・市川の勝利への執念は、スタジアムを埋め尽くすサポーターの熱狂と共に、後半へと引き継がれる。
後半8分、峯からの芸術的なパスに、エース・東が反応。しかし、またもやGKの壁に阻まれる。
12分、寺田のヘディングシュートは、無情にもクロスバーを越えていく。さらに寺田が再びヘディングシュートを放つも、枠を捉えられない。
20分、小島のミドルシュートは、相手GKのファインセーブに阻まれ、続く峯の芸術的なシュートは、クロスバーを叩きつける!
25分、絶体絶命のピンチを迎えるも、ブリオベッカ浦安・市川イレブンは体を投げ出して守り抜く。26分、上松に代えて井上を投入、しかし27分、警戒していたロングスローから失点してしまう。
その後、山崎とジョニーに代えて清水と辻を投入し、攻撃に活気を取り入れる。清水のシュートからコーナーキックを得ると、37分、清水のヘディングシュートは枠を捉えられない。小島のシュートもGKに阻まれる!
残り5分、東と菊地に代えて坂本と藤岡を投入しより攻撃的な布陣に。アディショナルタイム残り2分、藤岡がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。これを藤岡が冷静に決め、試合を振り出しに戻す。藤岡の執念が、スタジアムを熱狂の渦に巻き込む!
延長前半、ブリオベッカ浦安・市川がボールを支配。10分、井上が決定的なチャンスを迎えるも、GKとの1対1を決められない。疲れも見せず、相手を追い詰めるブリオベッカ浦安・市川。応援する中学生選手たちの声が、会場に響き渡る!
延長後半3分、峯に代えて吉田を投入。8分、清水がシュートを放つ。攻め続けるブリオベッカ浦安・市川。残り3分、藤岡が痛恨のファールを犯し、相手にフリーキックを与えてしまう。これを凌ぐと、今度は清水がファールを受け、フリーキックを得る。残り時間は2分。しかし、決めきれない!
ゴール前の混戦を制することができず、運命のPK戦へ。
コイントスで後攻めとなったブリオベッカ浦安・市川。
3本目、守護神・本吉がスーパーセーブを見せ、一歩リードするも、その後二人続けて失敗し、無念の敗戦となった!
シュート数はブリオベッカ浦安・市川14本、順天堂大学は2本。流れの中で得点を決められず、得点力に課題を残した。しかし、ブリオベッカ浦安・市川イレブンは、最後まで諦めずに戦い抜いた!その姿は、観る者の心を熱く揺さぶった!
次週のリーグ戦に向けて、ブリオベッカ浦安・市川は気持ちを切り替え、さらなる高みを目指して戦う。この敗戦を糧に、必ずや強くなって帰ってくる!ブリオベッカ浦安・市川の戦いは、まだ終わらない!
試合の様子
劇的PKを決めた藤岡
得点後雄たけびを上げる
終始存在感を放ち続けた小島
積極的にゴールを狙った清水(順大出身)
PK戦を見守るベンチ
コメント
都並監督
あと一歩のところまで迫りましたが、サッカーの神様はそう優しくないなと感じました。試合中に訪れた大きなチャンスを決めきれなかったこと、そして中くらいのチャンスをより確実に決定機へとつなげる力が、私たちにはまだ不足していると痛感しています。これが今回の試合で浮き彫りになった課題です。
そういったチャンスを確実にモノにできるよう、日々の練習から取り組んでいかなければ、このような重要な試合を勝ち抜くことはできないそうした教訓を得た試合だったと思います。
天皇杯は多くの方々が期待を寄せてくださっており、我々も楽しみにしていた大会でした。それだけに、今回の結果は非常に残念です。しかし、今日の試合から得られた反省と収穫を糧に、私たちは常に成長し続けていくしかありません。
応援ありがとうございました。
記録
得点(本試合)
藤岡(1)
アシスト(本試合)
なし
カード(本試合)
藤岡(イエロー1)