第27回JFL(日本フットボールリーグ) 第9節
2025.05.17 Sat 13:00~ Kickoff
HOME 第一カッターフィールド(秋津サッカー場)
3 ブリオベッカ浦安
54分 10峯(PK)
75分 11東
88分 11東
0 前半 0
3 後半 2
試合終了
2 飛鳥FC
71分 25川崎
90+1分 3大原
2025年5月17日(土)13:00 KO
対戦相手 飛鳥FC
試合会場 第一カッターフィールド(Home)
試合結果
ブリオベッカ浦安・市川 3-2 (0-0,3-2) 飛鳥FC
得点:54分 10峯勇斗(PK)
75分 11東駿
88分 11東駿
メンバー
試合概要
「雨と強風の第一カッターフィールド(習志野市)決戦!昇格組・飛鳥FCをブリオベッカが撃破!背番号11・東の劇的2ゴールで雨中の激闘を制す」
5月17日、強い雨と風に見舞われる悪天候の中、第一カッターフィールド(習志野市)で注目の一戦が行われ、ブリオベッカは、今年JFLに昇格し、失点率リーグ3位と堅守を誇る飛鳥FCを迎え撃った。
試合詳細
風速6メートルという強風の中、ブリオベッカは風上からのキックオフ。立ち上がりから積極的な姿勢を見せ、FW井上が早速シュートを放つ。前半2分には、ペナルティーライン左で井上が倒されフリーキックのチャンスを得る。キッカー荒井のボールは相手GKに阻まれるも、ブリオベッカがボールを保持し試合の主導権を握る。
前半11分、MF小島のクロスにMF峯が飛び込むも、相手DFに阻まれる。風を味方につけ、波状攻撃を仕掛けるブリオベッカだったが、飛鳥FCの意識の高いディフェンスラインをなかなか攻略できない。
前半18分には、一瞬のミスからカウンターを許すピンチを迎えるも、DF陣が体を張って守り抜いた。前半21分には、MF栗田がミドルシュートを放つも、惜しくもクロスバーの上へ。直後の前半25分には、飛鳥FCにミドルシュートを打たれるが枠を外れ、カウンターの危険を意識させる展開となった。
その直後、ブリオベッカは小島のシュートが相手に当たるなど、決定機を活かせない。前半36分には、峯がフリーでシュートを放つも大きく枠を外してしまう。続く前半38分には、小島が粘り強いドリブルからシュートを放つも、相手DFのクリアに阻まれる。その後も井上がドリブルで持ち込みシュートを試みるも、ゴールには至らない。
前半42分には、自陣でハンドを取られ相手にフリーキックのチャンスを与えるも、これをGK本吉がしっかりと防ぎゴールキックとする。前半終了間際には、コーナーキックからDF寺田がヘディングシュートを放つも、惜しくも枠を捉えられず。ブリオベッカは前半、ほぼボールを支配し6本のシュートを放つも、無得点のまま折り返すこととなった。
後半に入り、ブリオベッカは向かい風の中での攻撃となる。しかし、立ち上がりから勢いは衰えず、後半2分には、井上が粘り強くゴール前にボールを持ち込み、フリーの荒井へパスを送るも、相手DFに当たりシュートには繋がらない。
均衡が破れたのは後半7分。小島のクロスが相手選手のハンドを誘い、ブリオベッカがPKを獲得。これをMF峯が冷静にゴール左隅に決め、待望の先制点を奪った。
その後もブリオベッカは積極的に攻撃を続けるも、なかなか追加点を奪えない。後半20分には、両サイドの選手を交代し、攻撃のスピードアップを図る。しかし、その5分後の後半25分、一瞬の隙を突かれ飛鳥FCに同点ゴールを許してしまう。
追いつかれたブリオベッカは、直後の後半26分にMF橋本とFW井上に代え、FW登録の秋葉と東を投入し、なりふり構わず攻撃的な姿勢を強める。
都並監督のこの大胆な采配が功を奏したのは後半30分。左サイドからのクロスに、背番号11のFW東が完璧なタイミングで合わせた。昨年チーム2位の得点数を誇る東にとって、これが今シーズン待望の初ゴールとなった。スタジアムは歓喜に沸き上がった。
後半36分には、MF山崎が相手のパスをカットし、一気にチャンスを作るも、追加点を奪うことはできない。後半39分には、ここまで走り切ったMF荒井に代えてMF坂本がピッチへ。
直後のピンチの場面では、相手FWがGK本吉と1対1となる絶体絶命の状況を迎えるも、DF陣が体を張ってこれを凌ぎ切る。
そして後半43分、右サイドのMF山崎が上げたクロスを、東がダイレクトにゴールネットを揺らした。苦しみ抜いたブリオベッカにとって、大きな大きな追加点。東の表情には、これまでの苦労が報われたような明るい笑顔が見られた。
しかし、試合はこれで終わらない。アディショナルタイムに入り、一瞬の隙を突かれ飛鳥FCに1点を返され、スコアは3-2となる。それでもブリオベッカの選手たちは怯むことなく前を向き、最後まで闘志を燃やし続けた。
そしてついに、勝利を告げるホイッスルが鳴り響いた。強い雨の中、最後まで熱い声援を送ってくれたサポーターに、ブリオベッカは見事勝利を届けた。昇格組の飛鳥FCを相手に、苦しみながらも掴んだ貴重な勝ち点3。東の2ゴールは、チームに大きな勢いを与えるとともに、今後の戦いへの期待感を高めるものとなった。
試合の様子
PKを決めた峯
右サイドからチャンスを演出する栗田
待望の今季初ゴールを決め喜ぶ東
ゴールの東とアシストの若杉
激闘後の選手たち
コメント
都並監督
もちろん90分間の中で反省点もあります。ただ、それ以上に「絶対にいいファイトができたな」と強く感じています。
最近はなかなか試合に出られず、悔しい思いをしていた選手たちが、今日は本当に素晴らしいパワーを出してくれました。そのエネルギーがチーム全体に伝わって、最終的には、運もこちらに味方してくれたのではないかと思います。
これからも、課題を一つひとつクリアしながら、チーム全員で成長していきたいです。そして、1勝でも多く積み重ねていけるよう、全力で取り組んでいきます。
引き続き応援をどうぞよろしくお願いします。
東選手
2点目のシーンを振り返ってジョニー君が縦に突破してくると思ったので、自分も同じサイドにいましたがそのときに峯君から「中に入ってけ」と指示をもらって、しっかり中に入る動きをしました。
結果的に、少し遅れ気味で中に入ったのが、いい形につながったのかなと思っています。
今回の勝利は本当に大きいと思います。次の試合でも、チーム全員でしっかりと勝ち切れるように頑張っていきます。
引き続き応援よろしくお願いします。
記録
順位
11位
得点(本節)
峯(1)
東(2)
得点(累計)
東 (2)
上松(1)
藤山(1)
小島(1)
山崎(1)
菊地(1)
峯 (1)
アシスト(本節)
若杉(1)
山崎(1)
アシスト(累計)
若杉(2)
伊藤(1)
寺田(1)
東(1)
山崎(1)
カード(本節)
若杉 (イエロー1)
カード(累計保持)
吉田 (イエロー1)
上松 (イエロー1)
小島 (イエロー1)
藤森 (イエロー1)
峯 (イエロー1)
橋本 (イエロー1)
寺田 (イエロー1)
伊藤 (イエロー1)
東 (イエロー1)
若杉 (イエロー1)
※保持のため出場停止などの制裁後はクリアします 公式記録はこちら