関東サッカーリーグ2022前期第4節

＜スターティングメンバー＞
GK:谷口 裕介
DF:伊川 拓,西袋 裕太,石井幹人
MF:加藤 大育,上松 瑛,橋本 龍馬,小泉 隆斗,冨樫 凌央,峯 勇斗
FW:井上翔太郎

＜ベンチスタート＞
GK:本吉 勇貴
DF:笠松 亮太,石原 大樹
MF:秋葉勇志,伊藤 純也,飯澤良介
FW:林 容平

前節と同じ布陣3バックの３−４−２ー１でのスタート。浦安は風下の陣地を取った。

攻撃的なVONDS市原FC（以下VONDS）に対してまずは守備の浦安。風下を取ったことで前半は防戦が予想された。開始１２分にはVONDSがファイーストシュート。GKからみて左下隅に低弾道のボールを蹴り込むが、ここは谷口が冷静にキャッチ。

浦安は中盤でボールをつなぎながらキープ力のある前線に長めのボールを送り、ボランチが押し上げてシュートチャンスを待つ。前半２０分にペナルティーライン外側で繋ぎながら、スペースを見つけた峯が思い切ったシュートを放つが枠をわずかに外れる。

その後もセンターバックの伊川が高い位置に駆け上がり、井上とゴール前でのチャンスを演出するがなかなかシュートまでは行かない。

前半２４分のコーナーキックでは、西袋がヘディングを見舞うがこれはクロスバーを超えてしまった。

その直後には井上が強烈なシュートを放つも相手選手に当たり枠には飛ばなかった。

２７分にはVONDSの左後方からのフリーキック。浦安はゾーンディフェンスなので横一列に綺麗に並びそこにボールを入れても跳ね返されると思ったか右サイドに展開。そのクロスボールを跳ね返すと、浦安はカウンターのチャンス。
中央に跳ね返ったボールにダッシュしたのは小泉。ドリブルで突っ掛けるがここはVONDSのディフェンスが体を入れて止める。そのこぼれたボールを捕まえたのは峯。そのままセンターからペナルティーラインまで駆け上がり、一緒に右から走り込んだ小泉にパス。トラップした左利きの小泉はボールを左に置こうとして一瞬シュートが遅れる。その隙をVONDSは見逃さず奪われてしまう。

前半最大の見せ場だったが得点を奪えず。

前半３３分には左サイド（相手右）からのフリーキック。一列に並んだ中央に蹴り込まればボールを西袋がヘディングで跳ね返す。そのこぼれを強烈なミドルシュートが見舞われるがゴールポストを外れた。

前半３５分からフリーキック、コーナーキック、加藤のロングスローとチャンスが続く。

センターバック石井のヘディングはゴールポストを左に。相手GKが指先で弾き出した。最後１０分を攻撃に終始したもののVONDSの固いディフェンスを破ることができずハーフタイムへ。

後半も同じ布陣でキックオフ。井上が身体を張ってボールを受ける姿勢がよく見られる。その井上に向けてロングボールを入れるも、追い風に乗ってしまいうまく落ち着かない。

後半１１分にコーナーキックを得る。クリアボールを受けて回しながら右からのクロスに飛び込んだのは西袋と井上。遅くもヒットせず。

身体を張ってよく走っていた井上が林容平に交代。

後半１９分には小泉のヘディング。これも相手選手に詰められて外れてしまった。

後半２１分、VONDSが押し上げてペナルティー付近でボールを繋ぐ。ミドルシュートを放つがこれを谷口がキャッチできず弾く。そこに飛び込んだ選手たち。浦安は集中力で難を逃れた。

後半２７分にはVONDSの波状攻撃。これも集中力で跳ね返し続ける。

後半２９分、峯に代えて秋葉。冨樫に代えて石原を投入。

その後は攻守が交代する白熱した展開。

後半３８分にはVONDSが前線でボールをキープして幾度もペナルティーエリアにボールを放つが、集中力を切らさずに跳ね返し続ける浦安のディフェンス陣。

アディショナルタイム４分。最後の攻撃のチャンスにコーナーキックを得る。林が飛び込む。ボールが少し高い。秋葉が待っていたが先にボールに触ったのはVONDSの選手。

これで終了のホイッスルが鳴った。

後半チャンスを作りながらも公式記録のシュート数は０で終わった。

試合全体としては両チームの高い守備力が発揮され、無失点で終わった。

都並監督コメント：勝利したかったが相手が固い守備を崩すことが出来なかった。よく動いたために選手交代を想定よりも早く行わなくてはならなくなってしまった。さらに攻撃のクオリティーを上げていきたい。次週の千葉県サッカー選手権を制して天皇杯出場を果たしたい。

記録

＜得点＞
なし

＜アシスト＞
なし

累計

＜得点＞
井上 翔太郎　３
峯 勇斗　２
西袋 裕太　２

＜アシスト＞
橋本 龍馬　１
谷口 裕介　１
石井幹人　１
上松瑛　１
井上翔太郎　１
小泉隆斗　１
秋葉勇志　１