千葉県第1種サッカー選手権大会準決勝
2014.03.09 Sun 12:30~ Kickoff
姉崎公園サッカー場
3 ブリオベッカ浦安
3 前半 0
0 後半 0
試合終了
0 城西国際大学
千葉県選手権のベスト4は社会人関東リーグから2チーム、そして大学のサッカークラブから2チーム。浦安SCは2戦連続の大学チームとの対戦となった。
城西国際大学とは初めての対戦。最近力をつけてきたチームで、この大会全ての試合で2点差以上の勝利をあげている。油断の出来ないカードだ。
浦安SCは初戦から怪我でCBの西郡を欠いており、宮林をCBに起用している。新加入の笠松との連携も試合ごとに良くなって来ている。
前半は浦安SCの一方的な試合展開となった。
まず13分、中盤の混戦からボールを奪い、上松が抜け出してゴール前の小林にパス。小林は真正面から落ち着いてゴールに突き刺した。
更に29分、矢部がボールをコントロールしながら、スタート体制にある小林にスルーパス。小林はスピードのあるドリブルで30メートルを駆け抜けて一気にゴールを決める。
先週のゴールで憑き物が落ちたかのように奔放にゴールに邁進する小林。このスピードと嗅覚は一流だ。
3点目は40分。高めのボールを受けた清水がポーン、とボールを蹴り上げた。そして相手GKをあざ笑うように指先をすり抜けてゴールに舞い込む。
ゴールした本人は「狙ったけどまさか..入っちゃったよ」というような顔でちょっと複雑な喜びようだった。しかしこれが「技ありゴール」だ。
そのまま危なげなく前半が終了。GK永井の写真を撮ろうと自陣側に陣取っていたが、あまりシャッターチャンスがなかった。
しかし後半は城西国際大学の反撃が始まった。左サイドから切り込むパターンが増え、何度もシュートを打たれる。宮林と笠松がしっかりと体を入れていたため、枠に飛んだシュートはそれほど多くはなかったが、中盤でボールを奪われることが多くなったのが課題だ。
選手交代は次の3名。トミーは怪我の影響か、少し本調子からは遠いと感じた。竹中は相変わらずどこからシュートを打つか分らない相手にとって危険な存在感を出していた。岩永は残り時間が少なくあまりチャンスが巡ってこなかった。
結果後半はゴールなし。むしろシュート数では相手が上回った印象があるぐらい。パスの正確性を磨く必要がありそうだ。
しかしカップ戦は勝利がなにより。
来週の決勝は順天堂大学を破ったVONDS市原と行われる。スピードに乗った良い試合をしていたVONDSなら面白い試合が出来そう。