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JFL 2nd. Stage第10節 vs FCマルヤス岡崎

2016.09.25 Sun 15:00~ Kickoff

豊田市運動公園陸上競技場

1 ブリオベッカ浦安

0 前半 0

1 後半 0

試合終了

0 FCマルヤス岡崎

雨続きの関東地方では1週間のうちまともに練習ができたのが1日だけだった。この日は28度で晴天。暑い中での試合となった。
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スターティングメンバーはGK中島、DF2西郡 秋葉 田中貴 笠松、MF矢部 坂谷 村田 上松、FW田中 池田
ベンチスタートは永井、清水、富塚、南部、髙慶汰
得点ランキング1位をキープしている竹中は累積警告で出場停止となり、代わりに前節で得点をした池田が入った。
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その池田が開始早々にファーストシュートを放つ。
しかし前半7分にGK中島の頭を超えるシュートを放たれるがこれは幸いにもクロスバーの上。
前半10分頃には攻められる時間帯となった。そして前半17分にゴール正面でのフリーキックを与える。ペナルティーラインぎりぎり内側で壁を作ったが、相手のキックしたボールが手に当たりハンドによるPKを与えてしまった。
このPKを中島が弾く。この日は集中力があった。ファーストステージでのFCマルヤス岡崎戦でも中島がキレキレの対応で危機を救ったのだった。
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前半20分に池田が持ち込んで相手DFを交わし、さらにGKを引きつけてグラウンダーのシュートを打つ。しかしこれが右のゴールポストに当たってしまう。
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前半はお互いにロングボールを多用しながらの試合となったが、決められず0−0で折り返した。
浦安のフィールド選手にはキレがなく、逆にFCマルヤス岡崎は攻めの速度が速く、前半に関してはFCマルヤス岡崎の試合だった。
 
このハーフタイム、齋藤監督が選手に喝を入れた。「こんな試合をしにわざわざ来たのかお前らは!?」。
 
そして後半、ブリオベッカ浦安の連携が見違えるように良くなった。
後半12分には速くも上松に代えて南部を投入。前節ではこれが流れを変えたがあの時は左サイドに入り田中(貴)との連携が冴えたが今回は右サイド。ボールを持って突っかける。後半14分にはサイドから崩したボールをセンターで受けてシュート。完璧なタイミングながら右サイドに外れてしまう。
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その後は後ろでボールを回す時間が増える。攻めると言うよりは持たされている感じがした。
またサイドからのクロスに行かず、中途半端にボールを中に入れて相手に奪われてカウンターを食らってしまう。せっかくの池田のヘディングを全く活かすことができない。コーナーキックもほぼ全て低いボールを手前に出して西郡に合わせる。結局後半36分に池田は交代となった。代わりにピッチに出たのは清水。すかさずキャプテンマークを受け取る。
勝てる攻撃があまりできていなが、守りは素晴らしい集中力だった。ペナルティーラインあたりで3度シュートを浴びたが、GK中島はクロスバーぎりぎりの早いボールも判断力の良いジャンプで弾き返す。PKセーブも含めると4得点を得るのに値する活躍だった。
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また西郡が体を張ったプレイで相手のチャンスを潰す。ペナルティーエリア内で低めのシュート性のボールを倒れこみながら頭や胸で止める。気迫が感じられる。
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後半42分に坂谷に変えて富塚を投入。
浦安がボールを持ってゆったりとしているのとは対照的にFCマルヤス岡崎は攻守の切り替えが早い。ボールを取ったら迷いなく右サイドからの素早いクロス。浦安は時間をかけてしまい、サイドでボールを持ってもすぐに2人のディフェンダーに囲まれてボールを後ろに戻してしまう。相手が嫌がるような攻撃ができない。
引き分けか、と思われたアディショナルタイム2分、これまで低いコーナーキックを蹴っていた村田がゴール前の少し離れた場所にしっかりと蹴り込んだ。1列目が相手DFを引きつけたところに笠松が飛び込んで鋭い弾道のボールをゴールに突き刺した。なんとアディショナルタイムに決勝ゴールを押し込んだ。(笠松はFC琉球時代も含めてJFL初得点)
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(飛び上がってガッツポーズをする齋藤監督の姿も)

前日の長いバス移動。キックオフが15時のため、近くのホテルを遅めにチェックアウトしても11時過ぎに会場に到着してしまった。そして雨での練習不足と当日の暑さ。集中力が散漫になったしまった感がある。
しかしそんな中でもGKとセンターバックが大活躍でもぎ取った勝ち点3。本当に辛い試合だったが連勝できたことは大きい。

———————ブリオベッカ浦安JFL得点ランキング———————

<今節>
笠松 1点
<累計>
竹中 16点
田中俊哉 5点
南部 2点
坂谷 1点
相馬 1点
田宮 1点
板倉 1点
宮林 1点
富塚 1点
池田 1点
笠松 1点

(相手オウンゴール2点)