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JFL 1st. Stage第1節 対アスルクラロ沼津

2016.03.06 Sun 13:00~ Kickoff

御殿場市陸上競技場

0 ブリオベッカ浦安

0 前半 0

0 後半 1

試合終了

1 アスルクラロ沼津

いよいよ待ちに待ったJFLが開幕しました。初戦の相手は今年度Jリーグ参入を目指すアスルクラロ沼津。
沼津はホームスタジアムが改修工事のため、この試合は御殿場陸上競技場で開催されました。
試合結果は アスルクラロ沼津 1−0 ブリオベッカ浦安 と初戦は勝利することが出来ませんでした。
公式発表1763名の入場者のうち、浦安サポーターは400−500人はいらしていただけたと思います。(1660名収容のスタンドのセンターの席を除く右半分がほぼ満席となっていた)
多くの声援をいただきまして本当にありがとうございます。
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<試合内容>
試合開始早々、アスルクラロ沼津が一気に攻め立てあわや失点かという場面から始まった。これがJFLの洗礼か。ボールが相手に渡ると隙なくゴールまで運ばれてしまう。ここから立ち上がりの5分間は完全にアスルクラロ沼津のペース。
前半10分ほどして、ようやく落ち着きが出始めてボールが回り始める。チャンスは前半11分、清水康也が中盤でボールを受けて突破を試み、思い切ったシュートを打つもボールはクロスバーの上をかすめた。
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そして続く前半16分、また清水康也のヘディングシュート。これも惜しくも外れてしまう。
試合内容はほぼ拮抗。つなぐ浦安に対して、ボールを奪うと一気に前の二人にボールを預けてゴールに迫る沼津。ちょっとしたミスが命取りになりかねない緊迫したゲームとなる。
前半27分にはアスルクラロ沼津の攻めに崩されてシュートを打たれる。これをGKの本吉がナイスセーブでしのぐ。
前半終了までは何度かのピンチを招くが、矢部と山崎が間際で跳ね返しながら無失点で終わる。
後半もリズムは変わらず。ブリオベッカ浦安はスピードあるつなぎで徐々に相手陣地にボールを運ぶことが出来るようになる。しかしシュートで終わることがなかなか出来ない。アスルクラロ沼津の固いセンターバックに跳ね返される。
後半5分にはゴール正面約25メートルでフリーキックを得ると、村田が直接ゴールを狙うもクロスバーの上を超える。
さらに雨が降り出し、ただでさえ土がむき出しの部分が多いピッチの状態が一段と悪くなり、お互いにスリップする。ブレイクのたびにそれぞれの選手はスパイクの隙間に入った泥を落としながらのゲームとなる。
そんな状態のため、トラップがしっかりと止まらなかったり、パスが微妙にずれたりしてしまう。そのちょっとしたズレをアスルクラロ沼津は見逃さず、ボールを奪った瞬間に前線の二人が動き出し、ロングボールを着実にシュートにつなげる。
そして後半13分、田中俊哉がファールを取られ、このフリーキックを起点にしてボールがゴールに飛び込んでしまう。歓喜するアスルクラロ沼津サポーター。しかしこれはオフサイドとなり浦安サポーターは胸をなでおろす。
後半22分にはこの田中俊哉がシュートをするも外れる。その直後、ロングボールが相手FWの送られ、これを右サイド(相手左)に流されて一気に引き離され、クロスボールから失点。均衡が破られた。
後半25分にまた村田のフリーキックのチャンス。絶妙なキックが今度はクロスバーギリギリに跳ぶも、相手GKが辛くも手に当ててゴールならず。
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浦安は清水に代えて池田を投入。昨年、関東1部リーグ得点王の竹中が全くシュートを打たせてもらないなか、得点2位の池田はスピードと高さを活かしてリズムを変え始める。
また富塚に代えて田中貴大を投入。左サイドバックのスペシャリストの技巧を見せる。
何度かコーナーキックを得るが跳ね返される。ゴールが遠い。
アディショナルタイムにはコーナーキックから池田の高さでヘディングをするも、若干のズレでゴールに届かず。
Top2016-012
結局このまま1失点で敗戦となった。
ブリオベッカ浦安は正GKの永井とセンターバック全員を故障で欠くという厳しいスタートとなった。更につなぐサッカーにはこのピッチ状態と狭いコートが不利となったことは否めない。
アスルクラロ沼津の固い守りに竹中はほとんどシュートを打つことが出来なかった。またロングボールで一気に攻めるスタイルに、ポジションに慣れないディフェンス陣が翻弄された。
公式記録ではシュート数は同じ12本。コーナーキックはブリオベッカ浦安6本にアスルクラロ沼津が1本。ゴールキックはアスルクラロ沼津13本にブリオベッカ浦安8本。記録だけを見るとしっかりと攻めていたことが伺えるが、試合は勝たなければ意味が無い。
3月12日のホームゲームは戦い慣れた柏の葉でピッチ状態も良好。JFLで最も力のあるチームの一つであるHonda FCを迎え撃つ。この日の反省を活かして良いゲームをしたい。