トップチーム

関東1部リーグ前期9節 東京23FC

2015.05.30 Sat 13:00~ Kickoff

浦安市運動公園陸上競技場

1 ブリオベッカ浦安

1 前半 0

0 後半 0

試合終了

0 東京23FC

BRIO2014-097

「背水の陣」3万人の漢軍は20万人の趙軍と対峙し、川を背にして退けば溺れるという決死の作戦で勝利した。昨年から浦安の選手たちに「我々は背水の陣を敷く」と宣言していた。

そしてこの日の試合前に選手を集め「背水の陣を思い出してほしい。ここで負けると終わりだと思う。自分がサッカーをするのは今日が最後だと思って、試合後にやるだけやった、と精根尽き果てるまで戦って欲しい。」とお願いをした。

東京23FCと力の差はない。こんなことはこれまで絶対に言わなかったが、この試合に限ってはテクニックやチームワークを超越して気力の差になりそうな予感がした。1700名の観客の皆様が集まった陸上競技場。ここで不甲斐ない試合は絶対に出来ない。

13時ちょうどにキックオフ。攻守の切り替え目まぐるしい試合となった。

東京23FCが攻めると、負けじとブリオベッカ浦安が攻め地域リーグとは思えない迫力のある試合だ。

前半10分、19分とサイドから決定的なチャンスを作るがゴールにならない。東京23FCは素早い反撃でゴールに迫る。

前半39分山崎が倒されゴール前約20メートルでフリーキックを得る。これを村田が蹴る。田中俊哉が飛び込むも当たらず。しかしその後ろからしっかりと笠松がミートしゴールが決まる。これまで数試合、ヘディングが枠に行くもゴールが決まらなかった笠松の鬱憤が一気に晴れる。

BRIO2014-098

素晴らしいゴールで観客席も揺れた!!

その後も東京23FCの猛攻を受ける。しかしGK永井が素早い反応。絶対にゴールを割らせない、という気力がファインセーブ産んだ。

BRIO2014-101

ハーフタイムには新浦安リトルマーメイズのチアダンサー達が可愛らしい応援でスタンドを盛り上げてくれた。

BRIO2014-099

後半は開始と共に負けられない東京23FCの怒濤の攻めが続いた。ボールを細かくワンタッチ、ツータッチで繋ぎ幾度となくブリオベッカ浦安のゴールに迫る。

何度もピンチを招いたがブリオベッカ浦安の気迫の守りに相手のシュートはことごとく枠をそれていく。

ゲーム展開では前半と反転。攻める東京23FC。耐えてカウンター狙いのブリオベッカ浦安。

ゆったりとした時間は1秒たりともなく、攻守があっという間に入れ替わる、見ていてワクワクするゲームを両者は披露した!!

1点を守り、更に得点を重ねるための交代はまず岩永の投入。続いてトミー。終了直前に小田。いずれもスタミナがあり、走る選手たち。彼らが前線で守備をすることで反撃の芽を一つずつ摘んでいく。

アディショナルタイム4分で波状攻撃を受けるも、ボールをカットして総攻撃。トミーのシュートがGKに弾かれるも、時間のキープが出来る。

BRIO2014-100

そして笛が鳴りタイムアップ!崩れ落ちる東京23FCに歓喜のブリオベッカ浦安。

決定的なチャンスは東京23FCの方が多かっただろう。シュート数では東京23FCが13本に対して、ブリオベッカ浦安11本。特に後半は東京23FCがの攻撃時間が長かった。監督がインタビューで触れている通り「どっちに勝利が転がり込むかわからない試合。浦安らしい守ってから攻めるサッカーが出来た。」

これで前期が終了して2位に浮上。

本日も1700人という地域リーグとしては最大規模の観客動員数にして下さったサポーターの皆様に感謝致します。たくさんのサポーターの皆様に笑顔を提供出来ました。試合後選手がお見送りをしましたが、皆様心に熱い想いが残ったのか、出口付近は長い時間笑い声で盛況でした。

6月は全国社会人関東予選があり、リーグ戦は中断しますが、皆様の熱い声援を宜しくお願いします!

———————————

<本日のゴール>

笠松 1点

<リーグ累計>

田中俊哉 4点

竹中 3点

坂谷 2点

上松 2点

笠松 2点

田中(貴) 1点