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関東サッカーリーグⅠ部前期5節 対さいたまSC

2014.05.03 Sat 12:30~ Kickoff

千葉県スポーツセンター東総運動場(H)

5 ブリオベッカ浦安

3 前半 1

2 後半 0

試合終了

1 さいたまSC

一昨年は東総でのホームゲームを何度か行ったが昨年は利用機会がなかった。GWの待っただ中、浦安から約100キロ離れたこの会場で試合を行う事は覚悟が必要だ。事実、午前6:30に京葉道路は貝塚IC付近で閉鎖されており、迂回に120分との表示があった。選手もスタッフもこのような事態を考慮して電車での移動としていたので影響はなかったが…。対戦相手にも負担を強いる会場の選択ではあった。
しかしながら東総の準備は万端で我々チームを迎えていただき、また会場関係者の素晴らしい協力により試合は大変見応えのあるもとのなった。筆者の個人的な意見では、今年度5試合(千葉県選手権も含めると8試合)で最も白熱した、そして緊張感のある試合だった。点差が大きいので苦労なく勝てた、と思われるかもしれないが、そんなことは全くない。
断っておくがこれまでの対戦相手が 物足りない、という意味ではない。サッカースタイルが似ているため、中盤でのボールの奪い合いや、奪ったあとのスピードある展開など最後まで緊迫感がある試合だったのだ。
USC2014-052
さいたまSCのサッカースタイルは「正確につないでゴールにスピードを持って迫る」ものだ。しかも短いパスの正確性では浦安SCよりも上手に思えた。
では結果の違いはどこに出たか? それは攻めるバリエーションの違いだ。今日の試合でさいたまSCは守備の比重が高かった(残念ながら他の試合を見ていないので比較できないけど)。中盤でボールを奪うと、ほぼミスのない正確なパス交換で一気に前線にボールを送る。ほとんどワントップの選手に必ずと言って良いほどつながる。そしてドリブルが上手いこのフォワードに何度か危ない場面を作られた。それがひとつのパターンであり、浦安のDFはそこを気をつけていれば失点はほぼ防げた(ただ手こずった)。
それに対して浦安SCの攻め方は変幻自在だった。竹中の正面からのドリブル突破。田中のポストプレイと素早い攻撃への変化。サイドからは秋葉、山崎、上松が容赦なく走る。そしてボールを持ったら間違いなくゴールにつなげられる選択を素早く行う清水。
今期新加入の3選手(上松、矢部、笠松)がリーグ初ゴールを上げるという結果をみればそれはあきらかだ。
まず前半14分、竹中の左足シュートにたまらずGKがボールを落としてしまう。これを冷静に上松がゴールとする。そしてその3分後、この上松からボールを受けた矢部がゴールを決める。
USC2014-053
その更に1分後には清水から竹中のゴール。
USC2014-054
この3点で試合が決まるかと思ったら、ここでさいたまSCがやっと目を覚ます。後半17分、中盤でボールを奪うととても正確なパス交換で一気に切り替え、あれよあれよと言う間にゴールど真ん中に突き刺された。
前半は3−1で折り返す。
後半はさいたまSCに疲れが見え、完全に浦安SCのペース。開始17分に村田のCKから笠松の高いヘディングがゴール右隅に決まる。
その後後半30分までは一方的に浦安がボールをまわし続ける。しかしここで得点が出来なかったところに課題が残る。何度かさいたまSCの鋭い中央突破にあう。事実3度は際どい場面があった。
このまま試合が動かずに終了か、と思われたアディショナルタイム2分のこと。小林の左からの突破に田中がボールを受ける。相手DFがなんとかクリアをするが、そのボールは緩く浮きながら清水の正面に。清水が豪快に足を振り切るとゴールにボールが見事に突き刺さった。
USC2014-055
結果5−1での勝利。公式記録ではシュート数30本(相手7本)、コーナーキック10本(相手3本)。
 

今日のボールボーイは浦安JSCの6年生。翌日県大会の大事な公式戦を控えていたが7名が手伝いに来てくれた。浦安SCはファミリーに支えら得ている。
BallBoy2014-02
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<本日の得点>

上松 1点

矢部 1点

竹中 1点

笠松 1点

清水 1点

<リーグ累計>

清水 6点

田中 3点

竹中 3点

小林 2点

西郡 1点

山崎 1点

上松 1点
矢部 1点
笠松 1点