関東サッカーリーグⅡ部前期7節 対横浜猛蹴

2013.05.19 Sun 14:00~ Kickoff

県立体育センター球技場(A)

4 ブリオベッカ浦安

1 前半 1

3 後半 2

試合終了

3 横浜猛蹴

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相性の悪いチームがあるとしたらそれはまさに横浜猛蹴(たける)だ。昨年は1勝1敗で接戦(1-2,2-1)。とくに猛蹴は対浦安戦ではパワーが出る。
キックオフから10分ほど攻め込まれる。ほぼ防戦の浦安。ボールを奪っても中盤からつながらず前線に出ない。
前半14分にコーナキックを得る。
村田のボールは小さな弧を描いてゴール前に。佐藤の高いヘッドが届かず、後ろからトミーも狙う。それにつられたように岩永がフリーとなり余裕でヘディングを決める。
この時点で今日も点差をつけての勝利かと思った。
しかしそれは全く違った….収まる事のない激しい戦いの幕開けに過ぎなかった。
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そして35分に失点。7試合目にして初めて流れからの失点だ。
38分にトミーがふくらはぎを痛め、早々に長谷川太郎を投入することとなる。
さらにセンターバックの佐藤が38分に本日2枚目のイエローカードでレッド退場。ジャッジが厳しいが、これも猛蹴のボール際の強さに対応したため。このあたりで今日はいつもと違う、と明らかに分かった。
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(主審と話す村田)
前半終了した時点でシュート数は猛蹴の方が圧倒的に多い。猛蹴7本に対して浦安は岩永の1本のみ。10人でなんとか守っているという状態だ。
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後半になって流れが出始める。中盤で秋葉と清水が体を張ってボールをコントロール。田中がポストプレーをしてそれぞれがゴールを狙う。
後半13分、中盤で田中からのパスを秋葉が渾身のミドルシュート。これがしっかりとヒットしてゴールネットを揺らす。
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更に後半25分、村田のコーナーキックを今度は西郡がヘディングで押し込む。これで3-1。ようやく一息ついた、と思ったら….。
右サイドから攻め込まれ、ゴール前に来たセンタリングを西郡が痛恨のクリアミス。そのままゴールに。
その8分後の後半35分、永井が前に出たところをかわされ、またもや流れの失点。猛蹴強い。
試合は振り出しに。
一人少ない浦安はボールを奪うと中盤が手薄になる。その間隙をつかれ相手の素早いドリブルで永井と1:1。完璧にやられた形。しかし永井は2回はやられない。シュートを素早い動体視力で捉え、ボールをしっかりとつかんだ。
なかなか動かなかった監督だが、後半40分に都並に代えて豊田投入。攻め込まれてもスピードの豊田が相手より先にボールを処理する。
そして右サイドに流れてきたボールを岩永が捉えてペナルティーエリアに侵入。これを相手がファールで止めてPKを得た。
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(清水康也にPKを託す岩永)
清水が難なく決めて後半44分に再び1点のリードを得る。
残りのロスタイムを守り切って薄氷を踏むような勝利。
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「こんな試合もあるんだ」と監督がやきもきした笑顔を浮かべた。
退場者、けが人、と7節目でリーグ戦の厳しさをシミジミと感じる試合だった。
ゴールシーンなど

 
本日の得点
岩永1得点
西郡1得点
秋葉1得点
清水1得点
累計
岩永9得点
清水5得点
トミー5得点
竹中2得点
田中2得点
秋葉2得点
西郡2得点
長谷川1得点
村田1得点
小林1得点
佐藤1得点
山崎1得点
村上1得点
(なお得点者は公式な記録ではありませんので公式には関東リーグの発表を確認してください)