2018.05.04

【スペシャル対談】都並スペシャルクリニック 5月開講 「他では教わることのできないモノも伝えていきたい」都並コーチ、鈴井コーチの目指す指導とは?

いよいよ都並スペシャルクリニックが5月に開講。
都並コーチ(ブリオベッカ浦安トップチームテクニカルディレクター)、鈴井コーチ(ブリオベッカ浦安トップチームヘッドコーチ、妙典校スクールマスター)がタッグを組んで、個人テクニックや戦術スキルを実践指導します。そこで、お二人に都並スペシャルクリニックの指導方針について語っていただきました。

サッカーを好きになって欲しい

鈴井: 都並さんと普段からよく話すけども、このクラスのベースにあるのは、都並さんがこうしたい!っていうのがありますか?

都並: とにかくまずは「サッカーを好きになってもらう」というのが大事なので、基本的には楽しいクラスにしたいと考えています。その中で、プレーヤーとして成長できるもの、私がプロとして経験したものを指導します。基本的には、今ブリオベッカのトップの選手個々人にアドバイスしていることや、育成年代の選手たちに伝えていることと全く変わらないことを、アカデミーの子供たちにも教えていきます。サッカーでは、教わったことを自分自身に昇華できるかどうかは各々にかかっているんだけれども、押し付けるのではなく、楽しく身につけられる指導を大事にしています。

どこでプレーしていても様々なテクニックが要求される

鈴井: 都並さんが持っているスタンスでずっと変わらないモノってあるじゃないですか。

都並: まず、テクニック。サッカー選手はテクニックがないと楽しめないと思っています。基本技術の継続的指導というのはどの年代を教えていても必ず実践しています。基本技術というのは、(ボールを)止める・蹴る・運ぶの3つです。

鈴井: 今世界のトレンドに目を向けると、ディフェンダーは守るだけでは駄目で、フォワードと同じくらいディフェンダーにもテクニックが要求されてきていますね。

都並: テクニックと聞くとオフェンスの選手がイメージしやすいけれども、本質的にはポジションは関係なくて、どこのポジションをやっていても、サッカー選手には「テクニック」というものが絶対に必要だと考えています。なので、現役時代サイドバックをしていた私が勉強してきたモノ、選手として得たモノを今回開講するクラスでも伝えたいですね。

2人が見てきた世界の育成

鈴井: 都並さんは南米など世界各国でサッカーを見てきましたがいかがですか?

都並: スペインでは個人の基本技術と並行して、戦術的なスキルも育成年代の早い段階から指導していますよね。優秀な選手を数多く輩出し続けており、2010年にはW杯を制覇しました。戦術的な指導は日本も早い年代から始めなければいけないと考えています。アルゼンチンでも同様に育成が行われているのを見てきました。ただ、注意しなければいけないのは、難しい言葉を並べるのではなく、シンプルにわかりやすく、勝つために何が重要なのかを伝えることだと考えています。スペインにおける指導はどうでしたか?

鈴井: 南米もそうですけどラテン系の人たちってみんなポジティブでオプティミスト(楽天的)じゃないですか。尚且つとても負けず嫌い。この二つが決定的に日本人とは違うなと感じました。指導の方も、ダメ出しをするのではなくて、プラスに伝えていく。こうすれば良くなるよとか、こんなのはどう?とか。これなら聞いている方もマイナス思考にならないし、次はこうしようという意思が明確になる。

都並: なるほどね。私の育成年代指導の信念にあるのは、ネガティブなことは極力言わないようにすることと、必ずたくさんゲーム形式の時間を取ること。やっぱり試合が楽しいし、教えている私が一番アツくなっちゃうこともよくあります。(笑)プロでやっていたコーチ(都並)がこんなにも勝ち負けにうるさいんだ、っていうのを子供たちにも印象付けたいですね。私の熱量を子供たちにも伝染させたいです。ミニゲームで勝った方には何か景品が出たりだとか。たまにはそういうのもアリだと思っています。大人にだってボーナスがあるんだから、子供たちにもあっていいだろうというのが私の考え方です。

鈴井: そういうのなくして上手にはならないですよね。

都並: 子供たち自身が内発的にモチベーションが上がらなければいけないっていう意見もあるけれど、外発的な影響が悪い方向に行くことは絶対にないと考えています。あと、自分が子供の時もそうだったけど、ある程度サッカーを知っていて上手い大人と一緒にゲームをしながら教えてもらう。これが最高のことだと思っています。

鈴井: 僕もそうでした。大人とサッカーをすることで、サッカーの理解度を高めることができますよね。

都並: 楽しくサッカーをするなかで、少しずつレベルの高いゲームができるようにして行きたいですね。そのために必要な個々人へのアドバイスも欠かしません。

都並さんと僕がこれまでに得てきたものを全部出し切ってしまうくらい教えたい

鈴井: 大人というワードで思い出したんだけど、毎年バルサ(FCバルセロナ)とかが来日して、ワールドチャレンジ(※1)が開催されているじゃないですか。一時期話題になった、バルサのカンテラ(下部組織)に所属しているシャビ・シモンズ君。13、4歳なのにプレーやピッチ内外での振る舞いが「オトナ」なんですよね。まるでグアルディオラ(※2)みたいでした。バルサは全てのカテゴリーにおいて一貫した指導方針というものがあって、それは何十年も変わっていない。ポジションの取り方やスペースの作り方と言った戦術的ディテールまで、一貫した指導のおかげで早い年代のうちから身についています。今回開講するクラスでも、都並さんと僕がこれまでに得てきたものを全部出し切ってしまうくらい教えたいです。(笑)

都並: 私は子供の頃から現在に至るまでずっとサッカーが好き。現役を引退してからも全く変わっていない。やっぱり子供たちにはサッカーを好きになってほしいし…そうですね。僕も全部出し切りたい!(笑)
だけど、ただ楽しくやるだけでは人と差がつかないから、他では教わることのできないモノも伝えていきたいです。

鈴井: 以前、都並さんと話した中で出て来たのが、セルヒオ・ラモス(※3)のボールの奪い方の話ですよね。セルヒオ・ラモスの「タックル」や「シュートブロック」。ゴール前でシュートを打たれる際、早めにタックルしてしまったがゆえに、切り返されてゴールを決められてしまう日本人選手が多いですよね。スタートからボールに行こうとすると、切り返しのコースを空けてしまうわけです。最初は切り返しのコースに立っておいて、シュートを打たせてから体を寄せるテクニックなど、、こういった細かいテクニックが大事だと思っています。子供たちは習得が早いので、1回デモンストレーションを見せるとすぐにできるようになります。


(※1)U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ
毎年8月下旬に都内で開催される12歳以下の世界大会で、FCバルセロナは過去全ての年に参加している。
(※2)90年代にFCバルセロナなどで活躍した元スペイン代表選手。現在はマンチェスターシティの指揮官を務める。
(※3)レアル・マドリードとスペイン代表の両方で主将を務める。世界最高のディフェンダーの一人。

最後に

5月は無料体験期間になっています。
5月9日(水)体験のお申込みお待ちしております。
また、ロシアワールドカップ後には、都並コーチが現地でみたワールドクラスのテクニックを、妙典フィールドにて解説しながらワールドカップを振り返ります。

担当コーチ

都並敏史
1961年8月14日生まれ
読売クラブやJリーグ発足後のヴェルディ川崎の黄金期を支えた名手。日本代表としては国際Bマッチを含めると通算135試合に出場した。2014年よりブリオベッカ浦安のテクニカルディレクターに就任。トップチームの選手のみならず、育成年代の指導にも力を入れる。

鈴井智彦
1972年1月6日生まれ
東海大学を卒業後、雑誌編集者を経てフリーのカメラマンとして活躍。1995年から2008年までスペインのバルセロナに在住し、帰国後に指導者へと転身する。今シーズンよりブリオベッカ浦安トップチームのヘッドコーチに就任。

お申込み方法

妙典校テクニカルクラス「都並スペシャルクリニック」
5月9日開講
毎週水曜日18:10-19:20
対象:小学4~6年生
無料体験随時受け付けております!!

妙典校公式HP
https://peraichi.com/landing_pages/view/briobecca-myoden
無料体験応募フォーム
https://f.msgs.jp/webapp/form/19791_fhdb_32/index.do

お問い合わせ
アカデミー担当:松本
090-3962-1989(直通)

  • 株式会社マナビス
  • 建設の企画・設計・施工〜浦安・市川を中心とした関東地域の総合建設企業 株式会社ウラタ
  • 株式会社昭栄美術
  • サムシングホールディングス

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